はじめての高校探究

    はじめての高校探究

      ISBN: 9784491049397

      稲井達也

      $14.00

      著者紹介

      大正大学教授・附属図書館長
      1962年、東京都生まれ。専門は国語科教育、学校図書館。博士(学術)。都立高校3校で教諭、都立小石川中等教育学校主幹教諭、東京都教育委員会指導主事を歴任。日本女子体育大学教授・附属図書館長を経て現職。 (公社)全国学校図書館協議会事務局参事を兼任。複数の都立高校、都立中高一貫で学校評議員を務める。令和4年度子供の読書活動推進に関する有識者会議(文部科学省)で委員を務めた。〈主な著書〉『高校授業「学び」のつくり方』(東洋館出版社、2019年)、『高等学校「探究的な学習」実践カリキュラム・マネジメント』(学事出版、2019年)、ほか多数。

      目次

      第1章 高校探究において、はじめに知っておきたいこと
      第2章 探究学習に欠かせない「問い」のタイプ
      第3章 教科型の探究学習の進め方
      第4章 [総合探究の進め方①]カリキュラムのイメージをつかむ
      第5章 [総合探究の進め方②]グランドデザインを構想する
      第6章 [総合探究の進め方③]授業をつくる
      第7章 情報活用力を育てる
      第8章 学習成果を発信する

        • 本日発送 Dec 06, 2023 09:00:00 +0900 以内に注文する

        商品説明

        この1冊で、学習者主体の探究学習のつくり方がわかる!

        本書の概要

        2022年度より学年進行で実施されている高等学校学習指導要領においては、変化の激しいこれからの社会に生きる生徒たちの「資質・能力」の育成を目指し、生徒同士が対話を重ねながら課題を見いだし解決する学習者主体の探究学習を強く求めています。
        そこで本書では、「高校における探究学習とは何か」「取り入れるにはどうすればよいか」について、総合的な探究の時間のみならず、教科の授業においても、無理なく実践できる考え方と方法を具体的に紹介します。

        本書からわかること

        「探究学習」の特徴がわかる

        本書では、探究学習を「総合的な探究の時間型」「学校設定・教科科目型」「教科型」の3つのタイプごとに、探究学習の特徴を解説しています。

        「学習者主体の学び」とは何かがわかる

        これまでも高校教育においては、専門性の高い教育内容をわかりやすく教授する力量を磨いてきました。その教授力をベースとして、生徒一人一人の内発的動機づけを高め、教師が伴走者となって生徒の学びをファシリテートする考え方と方法を解説しています。

        「問い」の立て方がわかる

        探究学習は、生徒自身が解決してみたいと思える「問い」が生まれてはじめて学習のスタートを切ることができます。この「問い」は、生徒にただ投げかければ自然と生まれるものではありません。その前段階として、探究学習において必要な「問い」とは何か、どのようにして立てればよいかなどを、生徒自身が習得している必要があります。そこで、本書では、その考え方と方法を解説しています。

        「教科型」の探究学習の進め方がわかる

        単元の考え方を工夫することによって、教科の授業においても、無理なく探究学習を取り入れることができます。そこで本書では、どのように単元をデザインすれば取り入れられるのかについて解説するとともに、具体の学習モデルを紹介しています。

        「総合的な探究の時間型」の探究学習の進め方がわかる

        「総合的な探究の時間型」の探究学習を進めるには、年間を通じて見通しのあるカリキュラムづくりが欠かせません。そこで本書では、「教師の専門性を生かした研究活動を中心に行うカリキュラム」と「学校の特色を生かしたテーマ設定を行うカリキュラム」に分けて、カリキュラムづくりの具体について解説しています。加えて、探究の学習プロセスに則った授業の展開方法を紹介します。

        ほかにも本書を通してわかること

        情報活用能力の育成、学習成果の発信方法、生徒の学びを評価する視点についても解説しています。

        商品の仕様

        • 読者対象: 高等学校教員
        • 出版年月: 2023年2月22日
        • ページ数: 200

        Customer Reviews

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        匿名
        探究を教えるとは

        拝読させていただきました。
        とても丁寧に探究の指導の方策を説明されています。ただ、本書で著作者は資料にあたる大切さや著作権を尊重することを教えていますが、KJ法の提唱者や学習評価などについてインターネットのレベルで調べてもわかる誤りがあり、また随所で紹介される内容にも「…という研究がある」という形で引用も行われず、本書の趣旨と反した書き方しかなされておりません。また用語の使い方についても、参考や引用した学術研究などがほとんど紹介されず、盗用とおぼしき箇所も見受けられます。探究のお手本となるべき書籍で、このような作りで良いのでしょうか。

        お忙しい中、レビューいただきありがとうございます。
        お客様のご感想を真摯に受け止め、これからの制作に活かして参ります。

        M
        M.
        今後の参考に

        新年度から、歴史総合と世界史探究、日本史Aを担当します。この本を読むことで、新課程科目の授業展開の見通しをもつことができました。一年間携帯して授業に臨もう思います。

        当ショップでのご購入ありがとうございます。
        本書がお役に立てば幸いです!

        匿名
        探究の研修を受けているような本

        探究学習を学校に取り入れるために管理職は悩んでいると思いますが、教員が探究したくなくように仕向けるためにはこの本を活用するのがいいと思います。文章も秀逸で、構成もわかりやすく、読み進めていくことが研修になる本でした。現に勤務校ではこの本を数冊購入し学年主任と教科主任に読ませています。

        当ショップでのご購入ありがとうございます。
        本書がお役に立てば幸いです!

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