算数授業研究 No.142 協働的な学びを支える「聞く力」

    算数授業研究 No.142 協働的な学びを支える「聞く力」

      ISBN: 9784491050287

      筑波大学附属小学校算数部/編

      $7.00

      著者紹介

      筑波大学附属小学校は、明治時代に設立された日本初の国立師範学校を前身としてもつ。準教科担任制を敷く同校の算数研究部は、国内の算数教育を力強く牽引する。年4回の「『算数授業研究』公開講座」をはじめ、各教諭が特色のある研究会を主宰するなど、国内外から年間1万人以上の教育関係者に研究成果を供している。

      目次

      算数授業研究 No.142 CONTENTS ▲
      FEATURES
       協働的な学びを支える「聞く力」
      ――「聞く」で育てる思考力

      02 提起文 なぜ「聞く」ことを重視するのか ▶夏坂哲志

      04 「聞く」ことで育つ個に最適な力 ▶盛山隆雄
      06 「聞く」ことで生まれる協働的な学びの場 ▶夏坂哲志
      08 聞けない子どもに対する指導 ▶森本隆史
      10 どんな「聞き方」ができる子どもにしたいのか(低学年) ▶大野 桂
      12 どんな「聞き方」ができる子どもにしたいのか(中・高学年) ▶青山尚司
      14 「聞く」と「話す」 ▶田中英海
      16 教師が子どもの声を聞くときに心がけたいこと ▶中田寿幸


      18 導入場面における「聞く」 ▶中田寿幸
      19 他者の説明の「聞き方」 ▶夏坂哲志
      20 グループの話し合いの中で「聞く」 ▶盛山隆雄
      21 共感的に聞く ▶森本隆史
      22 批判的に聞く「でも~」 ▶中田寿幸
      23 「解釈」をする聞く ▶大野 桂
      24 「理解」をする聞く ▶大野 桂
      25 先を考えながら聞く「だったら~」 ▶田中英海
      26 仮定して聞く「もしも~」 ▶青山尚司
      27 わからないことを質問する(訊く) ▶森本隆史
      28 他者の考えを生かそうと考えながら聞く ▶夏坂哲志
      29 小さな違いを聞き取る ▶盛山隆雄
      30 共通点をとらえながら聞く ▶青山尚司
      31 自分の考えと比較しながら聞く ▶田中英海

      特集2
      算数に向かう「美意識」を育てる ――既習事項を生かして新たな学びをつくる
      32 研究発表会報告 ▶田中英海
      34 研究発表会報告 ▶青山尚司
      36 個人授業提案 3年 ▶中田寿幸
      38 個人授業提案 4年 ▶盛山隆雄
      40 提案授業 5年 ▶大野 桂
      42 個人授業提案 6年 ▶森本隆史
      44 個人授業提案 6年 ▶夏坂哲志


      REGULARS
      46 『算数授業研究』支部研究会報告 ▶久保田健祐
      48 問題集を活用した授業 ▶大野 桂
      50 一人一台端末を生かした授業づくり ▶白井一之
      52 思考力を育む おもしろ問題 ▶横沢 大
      53 訪ねてみたい算数スポット ▶湯藤浩二/新城喬之
      54 全国算数授業研究会 月報:実践報告 ▶浦郷 淳
      55 全国算数授業研究会 月報:実践報告 ▶北島光浩


      56 算数を創る子どもと教師 ▶田中英海
      58 互恵的に学ぶ集団を育てる学級づくり ▶青山尚司
      60 算数授業を左右する教師の判断力 ▶森本隆史
      62 ビルドアップ型問題解決学習 ▶大野 桂
      64 算数的な感覚を豊かに育てる授業づくり ▶中田寿幸
      66 数学的活動を通して学びに向かう力を育てる ▶盛山隆雄
      68 新たな「意味づけ」を創り出す授業 ▶夏坂哲志

      70 算数授業情報 ▶田中英海

      表紙解説 「心象抽象/Cool and Passion」 八洲学園大学 教授 佐々木達行
       デザインテーマ「心象抽象」、本号の心象イメージの主題は「冷静と情熱(Cool and Passion)」である。
       色彩は赤を主色に、形態は螺旋を使い情熱的なイメージを演出した。一方、冷静的なイメージとして寒色系を中心に、幾何学形をプリズム的に構成した。赤と青の補色対比による「動と静」、曲線と円形、直線と方形の対比による「動と静」のイメージを色彩と形態の2視点から捉えた表現である。

          商品説明

          「聞く」で育てる思考力

          本書の概要

          問題提示の場面や、友達の発表を聞く場面などで、受け身ではない接初期的な聞く姿勢を育むことで、協働的な学びが涵養される。本号ではこの「聞く力」を特集する。

          本書からわかること

          ◆『算数授業研究』 誌とは

           筑波大学附属小学校は、明治時代に設立された日本初の国立師範学校を前身としてもつ。準教科担任制を敷く同校の算数研究部は、国内の算数教育を力強く牽引する。年4回の「『算数授業研究』公開講座」をはじめ、各教諭が特色のある研究会を主宰するなど、国内外から年間1万人以上の教育関係者に研究成果を供している。  1993年の創刊より、同算数研究部が企画・編集を務める『算数授業研究』誌は、全国の熱意のある授業実践者から、文部科学省の調査官まで幅広い算数教育関係者を執筆者に迎え、授業者のための算数教育誌として、根強い人気を誇っている。

          ◆ 定期購読案内

          お申し込み詳細はこちらから。

          ◆関連イベント情報

          全国算数授業研究大会 (2022/08/09) ・筑波発!「体育×算数」ニガテ克服セミナー (2022/08/20) ・第16回『算数授業研究』GGゼミナール (2022/08/27)

          こんな人におすすめ

          算数の授業をより良くしたい先生。明日の授業に役立つ情報がほしい先生。

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2022年8月31日
          • ページ数: 72

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