スクールリーダーにとって大切な１０のこと―崖っぷち校長奮闘記

古川先生の覚悟と情熱は、子どもが好き、その周りにいる保護者、地域、教職員の全てが好きというところから来ていると感じました。学校愛溢れる姿が眩しいです。
校長は責任ある立場で敬遠されがちですが、たくさんの可能性があります。私自身、校長4年目として、周囲を巻き込みながら挑戦しています。アフターコロナをきっかけにカリキュラムを変革、統括したり、地域やPTAと協働するしかけを作れるのは、校長しかできません。この本は、クリエイティブな思考と勇気を与えてくれます。現職管理職にぜひおすすめしたいです。

「古川先生に私は大切にしてもらっている」
子どもたちも職員もそう感じたと思います。

著者の校長先生は、愛に満ちた教育観に基づいた、緻密な計画の上に教育実践を重ねてこられた方。計画的だからこそ、緊急事態のご対応も読んでいて感動すら覚える。

いかに生徒、そして職員を中心とした学校教育を行なっていくことが重要なのかが身に染みて感じた。
そして、管理職として自身の想いをしっかり伝えること、具体となるビジョンを示し、良きロールモデルとなって生徒、職員の前に立つこと。この本に書かれているどれもが大切なことだと感じました。

　危機的な状況にビジョンパッションハイテンションで立ち向かう、校長先生の姿に感動しました。