多様性を尊重する子供を育てる校長講話

    多様性を尊重する子供を育てる校長講話

      ISBN: 9784491051093

      山中 ともえ/編著

      $15.00

      著者紹介

      山中ともえ(やまなか ともえ)
      東京都調布市立飛田給小学校校長
      1959年6月神奈川県に生まれる。青山学院大学卒業、筑波大学大学院夜間修士課程リハビリテーションコース修了。東京都公立中学校教諭、東京都教育委員会統活指導主事等を経て、現職。特別支援教育士スーパーバイザー、全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会監事(元会長)、『特別支援教育研究』(全日本特別支援教育研究連盟編集)編集委員
      『はじめての〈特別支援学級〉学級経営12か月の仕事術』(共編著、明治図書出版、2017年)、『新指導要録の記入例と用語例 小学校』(共著、図書文化社、2020年)、『通級指導教室で行う自立活動 個別の指導計画&指導実践事例集』(共編著、明治図書出版、2022年)等、著書多数

      目次

      まえがき

      Ⅰ 多様性の大切さが伝わる講話のポイント
       一 伝わる校長講話のポイント
       二 今、なぜ「多様性の尊重」が大切なのか
       三 「多様性」をどのように捉えるか

      Ⅱ 子供が多様性について考える講話72
       ◆個性の伸長
      長所と短所は裏返し
      「背が高いね!」と言われて
      運動会は好きですか?
      俳句の査定ランキングから
      「ドラえもん」の声
      コンプレックスを武器に替えて
      みんなちがって、みんないい
      個性を輝かせるには
      楽しいクラスの条件
       ◆価値観の受容
      「一番の山」は?
      豊臣秀吉と千利休
      ウォルト・ディズニーの見た夢
      みんな大好きアンパンマン
      目玉焼きには何をかける?
      「推し」と「推し活」
      五〇〇円を何に使う?
      お年玉のもらい方・使い方
      下校後、最初に何をする?
       ◆異文化と理解
      人類共通の祖先
      コンビニエンスストアの店員さん
      外国人対象の旅館
      ミャンマーからの留学生
      給食のメニューから世界が見える
      どのハンバーガーが好き?
      文化としての和食
      エスカレーターは、どちら側に立つ?
      日本人より地球人
       ◆世代とつながり
      水筒に入れる水
      昔遊びと高齢者体験
      手助けはさりげなく
      「ねんりんピック」に込められた願い
      日本の森英恵から世界のハナエ・モリへ
      東京スカイツリーの秘密
      二月の異名
      ことわざから分かる先人の思い
      目に見えやすい成長、目に見えにくい成長
       ◆性別と社会的役割
      トイレマークを新しくするとしたら?
      ピンク色のネクタイ
      男女の区別がない競技
      ブラッド・ピットのスカート
      女子は理系が苦手?
      「看護婦」と「看護師」
      鉄道運転士は男性?
      「男らしい」「女らしい」は褒め言葉?
      あなたはどんな人?
       ◆障害と共生
      車いすで地下鉄と競争した人
      友達に隠していたお兄さん
      「ちがい」は何かな?
      不撓不屈
      車いすバスケットボール体験から
      一二月三日は何の日?
      誰のためのものだろう?
      みんなが過ごしやすい町
      「差あれど、別なし」
       ◆生命と環境の豊かさ
      恐竜が絶滅したのはなぜ?
      ネズミが増えた原因
      多摩川の環境を守る
      エサやりがクマを殺す
      サーフィンをするサンタクロース
      チンパンジーとパンダとラッコの共通点
      一七五万種類の生き物と共に生きる
      生物を守る「マイ行動宣言」
      人間も生物多様性の一部
       ◆相互理解と対話
      相手を知ることから始まる
      「対話力」とは「聴く力」
      「いいよ」って、「いい」の?
      「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」
      ライオンのけんか
      平和に共存する国際デー
      「言葉」のない対話
      多数決は万能ではない
      対話に限界はあるのか?

          商品説明

          3分間の校長講話で多様性を尊重する子供が育つ!

          本書の概要

          次代を担う子供たちには、文化の違いなどを認め合い、新たな枠組みを構築していく力が必要になります。そこで、本書では、「多様性の尊重」について子どもたちにも分かりやすく、また考えを深められるような校長講話を72例紹介します。

          本書からわかること

          「多様性は大切」と言うけれど

          一人一人の違い、国や文化の違い、世代間の違い、性別の違い、障害の有無、生物や環境の違い……。
          グローバル化や情報化が加速している現代において、自分とは異なる他者との違いを理解し、認め合い、考えを共有する「多様性の尊重」は大切です。
          では、それを子供たちにも分かりやすく伝えるためにはどうしたらいいでしょうか?

          「自分事」として多様性について考える

          「相手を尊重することは大切です」「違いを認め合いましょう」「対話を重ねてお互いに理解しましょう」……。
          伝えたいメッセージをダイレクトに訴えることも大切ですが、それだけだと子供の心には響きにくいものです。
          「自分事」として考えることができるように、子供たちにとって身近な話題を交えて話を進めるようにしたいところです。

          夢中になって講話を聴くために

          そのため本書で紹介している講話では、以下のような工夫をしています。
          ・子供たちが集中して話を聴けるように、概ね3分間で話し終えられるようにまとめています。
          ・学校行事やアニメ、食べ物、スポーツなど、子供たちの関心を引く話題を取り扱っています。
          ・ただ話を聞くだけでなく、ときにクイズ形式であったり、挙手をする機会があったりなど、子供たちが主体的に参加できるようにしています。

          本書で取り上げる「多様性」

          本書では72の講話を紹介しています。
          「個性の伸長」「価値観の受容」「異文化と理解」「世代とつながり」「性別と社会的役割」「障害と共生」「生命と環境の豊かさ」「相互理解と対話」の八つの項目に分け、それぞれ9話ずつです。
          この中から、先生方が話してみたくなる講話がきっと見つかることでしょう。

          こんな先生におすすめ

          全校集会などで多様性についてのメッセージを発したい先生方には、ぜひおすすめです。
          学校だよりの巻頭言などにも活用できることと思います。
          学級担任の先生方も、朝の会や帰りの会、学級だより、また、道徳の授業での活用なども考えられそうです。

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員・中学校教員
          • 出版年月: 2023年2月2日
          • ページ数: 168

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