複線化する授業 ―子供の学びと教師の居方―
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商品説明
子供一人一人の学びの道筋を構想し・見取り・支える教師の役割を問い直す
本書の概要
「教師が教えたいこと」と「子供が学びたいこと」は、必ずしも一致しません。本書は、一人一人異なる子供の学びを前提に授業を構想する「複線化する授業」を提案します。その中核となるのが、子供の学びを川の流れになぞらえて捉える「川モデル」です。教師が一方的に学習を導くのではなく、教材研究を基盤に子供の学びの展開を構想し、学びを見取りながら適切に支える。その具体的な考え方と実践知を、「子供の学びから展開を創る」「子供の学びを見取る」「子供の学びを支える」の3つの視点から解説します。
本書からわかること
■ 「川モデル」で捉える複線化する授業の考え方
本書では、子供の学びを川の流れにたとえた「川モデル」を用いて、複線化する授業の全体像を示します。学級全体が共有する教材理解という共通の流れがありながら、その中で子供一人一人は異なる興味・関心や経験を基に学びを深めていきます。教師の役割は全員を同じ道筋に乗せることではなく、多様な学びの流れが生まれることを前提に授業を構想することです。複線化する授業の理念と、その背景にある子供観・授業観を理解することができます。
■ 子供の学びから授業の展開を構想する方法
子供の学びを複線化するためには、まず教師自身が教材を深く理解しておく必要があります。本書では「教材理解―川の流れを理解する」を出発点に、教材の中核となる価値や学習材としての可能性を捉え、子供がどのような問いや気付き、解釈を生み出すかを予想しながら授業を構想する考え方を解説します。教師が用意した一本道の展開ではなく、子供の学びによって生まれる複数の展開可能性を見据えた授業づくりの視点が身に付きます。
■ 子供の学びを見取り、支える教師の役割
複線化する授業では、教師は常に前面で教える存在ではありません。子供の思考や学びの変化を見取りながら、必要に応じて支援したり、立ち止まらせたり、方向付けたりする存在です。本書では、学びを見取るためのポジション、足場づくり、教材研究、学習環境やフィードバックの在り方などを具体的に整理しています。
一つの例として、下図の教室風景から子供の様子を見取ってみてください。あなたなら、この教師の子供それぞれをどのように見取り、支える手立てを構想するでしょうか。
子供の学びを尊重しながらも放任にはならない、教師の新たな役割と居方を学ぶことができます。
こんな先生におすすめ
• 一人一人の学びを大切にする授業づくりを実現したい先生
• 自由進度学習と一斉授業の対立を超えた新しい授業観を学びたい先生
• 子供の学びを見取り、支える教師の役割を考え直したい先生
• 教材研究・学習環境・フィードバックを授業改善につなげたい先生


