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商品説明
本書の概要
基礎・基本から最先端の取り組みまで授業づくりについて幅広く理解することができ、日々の授業はもちろん、年間指導計画の作成にも役立つ内容となっています。学習指導要領や各種通知などのタイムリーな話題も、実践レベルで解説!教職員必携の雑誌です。
子どもの学びの姿からつくる授業とは?【授業づくりアドバンス】
~理科、道徳科、自立活動、生活単元学習~
新学習指導要領では、児童生徒の生きる力を育むことを目指し、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を通して、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開することが求められています。そのために、基礎的・基本的な知識及び技能を習得できるようにすること、そして、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を育むこと、主体的に学習に取り組む態度を養うことが求められています。また、教育課程の重点的事項として、道徳教育や体験活動等を通して、豊かな心や創造性の涵養を目指した教育の充実に努めること、学校における道徳教育は道徳科をはじめとして各教科、外国語活動、総合的な学習(探究)の時間、特別活動及び自立活動のそれぞれの特質に応じて、児童生徒の発達の段階を考慮して適切な指導を行うことがあげられています。そして障害のある児童生徒に対してはきめ細かな自立活動の指導の充実により、将来の自立や社会参加に必要な資質・能力を育める指導内容を取り上げることが大切です。特に、自立活動の時間における指導は、各教科、道徳科、外国語活動、総合的な学習(探究)の時間及び特別活動と密接な関連を保ち、個々の児童・生徒の障害の状態や特性・心身の発達の段階等を的確に把握して、適切な指導計画の下に行うよう配慮することなどが求められています。
そこで、4月号の「子ども理解と授業づくり」の基礎となる子どもが学び、育つ授業づくりの視点を踏まえて、5月号では「子どもの学びの姿からつくる」授業について考えていきます。特に上記の学習指導要領における重要事項を受けて、日頃、授業づくりをどのようにすればよいかという教員からの質問や、指導の形態としての生活単元学習と、これまで各教科等を合わせた指導として実施されることが多かった理科、道徳科、児童生徒の障害に応じてきめ細かに設定する自立活動を取り上げ、授業づくりの手続きを具体的に示し、実践例を紹介するとともに実践者の疑問・質問に答えていきます。それらにより、授業づくりについて再考する機会とし、今後の授業づくりや教育課程の改善に資するものとします。