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商品説明
本書の概要
基礎・基本から最先端の取り組みまで授業づくりについて幅広く理解することができ、日々の授業はもちろん、年間指導計画の作成にも役立つ内容となっています。学習指導要領や各種通知などのタイムリーな話題も、実践レベルで解説!教職員必携の雑誌です。
本書からわかること
これからの学校教育を担う教師の資質向上については、学校現場以外での様々な専門性を持つ人々と効果的に連携し、教師とこれらの者がチームを組んで組織的に諸問題に対応することが重要とされています。このことは、特別支援教育においても同様であり、中央審議会答申(令和3年1月26日)では、特別支援教育を担う教師の専門性向上について、「多様な実態の子供の指導を行うための、障害の状態や特性および心身の発達の段階等を十分把握して、これを各教科等や自立活動の指導等に反映できる幅広い知識・技能や、学校内外の専門家等とも連携しながら専門的な知見を活用して指導に当たる能力」を示しています。
特別支援教育と外部専門家との連携には様々な形と可能性が考えられますが、とかく授業づくりにおいては、大学教員等との連携があげられます。学校での教育実践の中心には授業があり、教師が児童生徒との間で展開する「教えるー学ぶ」という関係性について、専門的かつ客観的な視点で捉え、それらの情報を基に授業のブラッシュアップを図ることは、これまでの実践を根拠に基づく指導として確かなものにし、教師の専門性を高めるうえで有効であると考えました。そこで本特集では、各教科等の授業づくりの事例について、「コミュニケーション」、「認知」、「行動」の専門家(外部のエキスパート)による「授業の誌上コンサルテーション」を展開し、指導・支援の充実について検討していきたいと思います。