月刊 特別支援教育研究2023年8月号

    月刊 特別支援教育研究2023年8月号

      ISBN: 4910068370839

      全日本特別支援教育研究連盟/編

      $6.00

      目次

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      特別支援教育研究
      8
      2023-August
      No.792
      特 集
      個別の指導計画の効果的活用
      ~指導・支援の個別最適化と連携・協働のために~
      [論説]
      4 個別の指導計画と「個別最適な学び」 山中ともえ
      8 個別の指導計画は子どもが主役のシナリオ 長澤正樹
      [実践]
      12 日々の授業と連動する個別の指導計画 植田貴子・小暮創史
      16 特別支援学級における個別の指導計画の作成と自立活動の指導の工夫 菊地里紗
      20 生徒の主体性を引き出す 個別の教育支援計画・個別の指導計画の運用と活用 古江陽子・遠藤秀一
      24 個別の指導計画の活用 蒲生花子
      [実践解説]
      28 個別の指導計画の効果的な活用 加藤宏昭
      [岡目八目]
      32 「個別の○○計画」今昔
      連載企画
      [格致日新]
      1 共生社会の実現に向けた特別支援学校としての取組と今後の展望 米谷一雄
      [今こそ知りたい特別支援教育の基礎知識 なるほど!]
      33 感覚過敏の解説と支援の探究 加藤路瑛
      [やりがいと手ごたえのある学校生活を生み出す「できる状況づくり」]
      36 ICT機器を活用した部活動の「できる状況づくり」 Part 1 松山直輝
      [ユニバーサルデザインの視点を活かす! 通常の学級における個別最適な学びと協同的な学び]
      40 主体的に考え表現する児童の育成 安田和夫・恩田美保
      [通級指導担当者からの発信 自立活動ホップ・ステップ・ジャンプ]
      45 「人間関係の形成」の項目を含む指導の実践 Part 2 齋藤珠恵
      [ICTで変えよう! 特別支援学級の授業づくり]
      46 特別支援学級での探究的な学びを意識した授業デザイン 東森清仁
      51 [全国縦断 我が校の実践研究] 高知県立山田特別支援学校
      [実践レポート]
      52 自立活動「コミュニケーションを活性化するための指導の工夫」 片波見直也
      [情報解説]
      59 知的障害者の生涯学習 オープンカレッジ東京の取組 オープンカレッジ東京 運営委員会事務局
      [時流解題]
      62 厚生労働省「強度行動障害を有する者の地域支援体制に関する検討会報告書」を読む 濱渦孝治
      [各地の特別支援教育]
      66 千葉県特別支援教育研究連盟の取組 久保木 修

      60[図書紹介] 61[全特協から] 64[全特連コーナー] 67[編集室・次号予告] 68[編集委員・編集協力委員一覧]

      『特別支援教育研究』は、全日本特別支援教育研究連盟(全特連)機関誌です。
      ◎障害のある子ども一人ひとりのニーズに応え、教育実践をよりよいものにするための、実践交流・情報提供・教育実践支援をめざします。通常の学級を含むさまざまな実践の場で、障害のある子どもと歩む方々への、今日と明日の実践を豊かに、ともに実りのあるものとする誌面づくりを進めます。
      ◎本連盟は、障害のある幼児・児童・生徒へのよりよい教育を推進するため、実践的な研究の向上を図ることをその目的にしています。全国52にわたる都道府県・政令指定都市の加盟団体、そして連盟を支援する個人会員から構成されています。個人会員は随時募集中です(年間会費15,000円・機関誌込み)。

          商品説明

          本書の概要

          基礎・基本から最先端の取り組みまで授業づくりについて幅広く理解することができ、日々の授業はもちろん、年間指導計画の作成にも役立つ内容となっています。学習指導要領や各種通知などのタイムリーな話題も、実践レベルで解説!教職員必携の雑誌です。

          特集

          個別の指導計画の効果的活用
          ~指導・支援の個別最適化と連携・協働のために~

          児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育を行う特別支援教育においては、個別の教育支援計画及び個別の指導計画はその道標となる大切な計画です。今回の学習指導要領では、小・中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒及び通級による指導を受ける児童生徒は全員について作成することとし、通常の学級に在籍し通級による指導を受けていない障害のある児童生徒などの指導に当たっても、個別の教育支援計画及び個別の指導計画を作成し、活用に努めることとされています。

          個別の指導計画は、個々の児童の実態に応じて適切な指導を行うために学校で作成されるものであり、教育課程を具体化し、障害のある児童など一人一人の指導目標、指導内容及び指導方法を明確にして、きめ細かに指導するために作成するものです。個別の指導計画の作成については、特別支援学校はもとより小・中学校(特に特別支援学級や通級による指導)においても、その様式や手順等を各学校で工夫・改善を重ねながら取組が進められてきていると思われます。一方、その効果的な活用については課題も多く、試行錯誤が続いている学校現場も少なくないのではないでしょうか。

          対象となる児童生徒が増加し、困難さや教育的ニーズも多様化する中で、一人一人に応じた適切な指導を行うために、個別の指導計画の役割は一層重要となっていますが、次のような課題が挙げられます。

          ・日々の教育活動とどのようにつなげ、「個別最適な学び」を実現するのか
          ・学校としての組織的な作成・活用システムの在り方
          ・計画の効果的かつ効率的な作成・改善システムの構築(ICTの活用など)
          ・関係機関や家庭との協働・連携への生かし方

          本特集では、こうした課題について、論説により基本的な考え方や目指す方向性を示すとともに、先行的な実践を取り上げ、多様な取組状況にある学校現場の課題解決を促し、児童生徒への適切な指導・支援への一助としたいと思います。

          商品の仕様

          • 読者対象: 特別支援教育担当教員
          • 出版年月: 2023年7月28日

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