教師と子どもの「困った」を「笑顔」に変える本

    教師と子どもの「困った」を「笑顔」に変える本

      ISBN: 9784491029085

      樋口 一宗/著

      $14.00

      著者紹介

      樋口 一宗
      1960年、長野市生まれ。長野県内の小学校(通常の学級担任)、知的障害特別支援学校(小学部、中学部、高等部担任を経験)、小学校(知的障害特別支援学級)に勤務。現職教員として信州大学大学院にて発達障害やカウンセリングなどについて学ぶ。長野県教育委員会特別支援教育課指導主事、文部科学省特別支援教育調査官発達障害教育担当を歴任。
      [2015年2月現在]

      目次

      まえがき

      第1章 クラスに1人や2人はきっといる!あの子やこの子のケーススタディ20
        case1 じっとしていられませんっ!
        case2 聞き直さないと不安ですっ!
        case3 いきなりケンカになりますっ!
        case4 みんなと足並みが揃いませんっ!
        case5 書き写すのが間に合いませんっ!
        case6 読むのが苦手ですっ!
        case7 書くのが苦手ですっ!
        case8 音読に必死で、内容が理解できませんっ!
        case9 計算するのが苦手ですっ!
        case10 忘れ物がなくなりませんっ!
        case11 ざわつく教室は嫌いですっ!
        case12 行き先がわからなくなりますっ!
        case13 順番を守るのって、たいへんですっ!
        case14 何を指しているのかわかりませんっ!
        case15 本当に覚えていないんですっ!
        case16 どうしても負けることが許せませんっ!
        case17 片づけがうまくできませんっ!
        case18 なぜだか、だらしがありませんっ!
        case19 道具をうまく使えませんっ!
        case20 ちゃんと整列したり行進できませんっ!

      第2章 それは、誰にでもできるちょっとした機転と想像力
        1 発達障害のある子はどの学級にもいます
        2 困っているのは教師だけではありません
        3 「これだけはしてはならないこと」もあります
        4 基本的な対応とは…
        5 バリアを突き抜けて!
        6 どんなに小さなことでもいい、成功体験を積ませたい!
        7 「同じ作業」「同じペース」でなくていい
        8 1つの方法の善し悪しは、そう簡単にはわかりません
        9 みんなと同じように、一輪車に乗りたい!
        10 ルーティンをしっかり守ります
        11 1回1時間より、毎日5分
        12 「努力すれば必ずできるようになる」には要注意
        13 学習指導要領は目標・内容基準、指導方法は教師の創意工夫次第!
        14 ダメなことはダメ!
        15 変化のつなぎ目をしっかり伝えます
        16 大事なことは、その子の教育的ニーズによって対応を創意工夫すること
        17 発達障害への対応は早いほうがいい
        18 障害のある子どもたちは学びの宝庫
        19 教師という人々
        20 ベテラン教師と新任教師が共に高め合える仕組みをつくる
        21 受け継ぎ、次の世代に伝える
        22 「教えられる立場」に身を置こう
        23 新しいことに挑戦しよう

          商品説明

          文部科学省の調査によると、公立小・中学校に通う子どもたちの6.5%は、なんらかの発達障害をもっているということです。35人学級に換算すると、平均2人。どの学級にも在籍していると考えてよいでしょう。

          しかし、現状は、受け持ちの子どもたちの中に「あれ?」と思う子がいても、それが発達障害によるものなのかが、はっきりしないまま指導せざるを得ないことが多いのではないでしょうか?

          本書は、その子が、自閉症なのか、ADHDなのか、LD児なのかを明らかにする本ではありません。なによりもまず「その子の行動」をよく観察し、そこから何を読み取れるのかを明らかにします。その上で、どのようなお手当を具体的に行えばよいのかを紹介します。

          障害の有無にかかわらず、学級からはみだしがちな子への上手な対応ができれば、どの子どもも共ににっこり! むずかしいことは何一つ書かれていません。ちょっとした機転と想像力で、教師と子どもが「笑顔」になれるアイディアを紹介しています。

          (下記は、ケース11の例)

          商品の仕様

          • 読者対象: 特別支援教育担当教員
          • 出版年月: 2013年3月1日
          • ページ数: 208

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