実践 通常学級ユニバーサルデザインⅡ

著者 佐藤 愼二 著
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著者 佐藤 愼二 著
読者対象
出版年月 2015-02-26
判型 A5
ページ数 116
ISBN 9784491030852
在庫 在庫あり

<授業ユニバーサルデザイン編>
Ⅰ “共生社会”の形成とユニバーサルデザイン
1.“合理的配慮”“基礎的環境整備”と通常学級ユニバーサルデザイン
2.“学力の向上や豊かな心の育成”とユニバーサルデザイン
Ⅱ 授業で何を学ぶのか?
1.授業そのものに内在する「ないと困る支援」の観点
2.授業が果たす機能の再検討
(1)授業目標に即した機能
(2)学ぶ喜びを学ぶ--教えなくても学ぶ子どもたち--
(3)授業目標そのものに共生社会・特別支援教育の観点が内在している
(4)自尊感情・自己有能感を高める
(5)対人関係・コミュニケーション力を育む
(6)学習方法そのもののを学ぶ!
(7)友達のよさ・考え方・やり方に気づく
3.“特別”ではない支援教育--通常学級の各教科・領域に内在する特別支援教育の視点--
(1)発達障害等の配慮を要する子どもの困難さと各教科・領域の目標
(2)発達障害の困難さ・特別支援教育と関連する目標
(3)小学校の低学年期と特別支援教育の観点
Ⅲ いい授業に求められる要件
1.焦点化と共有化について
2.楽しく・やりがいがある! --授業に必須の要件--
3.焦点化という要件
(1)焦点化とは何か?
(2)図地弁別という機能からの検討
(3)聴覚的焦点化
(4)視覚的焦点化--スポットライト機能--
4.共有化という要件
(1)共有化とは何か?
(2)いくつかの象徴的な事例から
(3)一方的行為で起こりうる共有化
(4)共有化の二側面
(5)情動的・感情的共有化について
(6)意味的・概念的共有化について
Ⅳ ユニバーサルデザイン展開の前提--「ないと困る支援」に気づく--
1.これまでの“いい授業”とユニバーサルデザインの違い
(1)普遍的な理念・方法論
(2)「ないと困る支援」を踏まえるデザイン
2.「ないと困る支援」の把握
(1)引き継ぎ情報の確認
(2)客観的なデータの確認
(3)子どもの主観的な思いの把握
(4)子どもの主観的評価と客観的な評価の違い
(5)「ないと困る支援」の中から「あると便利で・役に立つ支援」をデザインする!
Ⅴ 授業ユニバーサルデザインの実践的展開(1)
1.子どもの活動を高める
(1)強調されすぎたモデルA
(2)子どもの活動という観点
2.子どもが“聞く”活動を高める! 
(1)あるエピソードから--聞いているようで・聞いていない!--
(2)聞き続けることが苦手な子どもたち
(3)“聞く活動”の難しさ
(4)地を整え・図を鮮明に!
(5)「ないと困る支援」で「あると便利で・役に立つ支援」の例
3.子どもが“見る活動”を高める
(1)見ているようで・見ていない!
(2)“見る活動”の利点
(3)地を整え・図を鮮明に!
(4)「ないと困る支援」で「あると便利で・役に立つ支援」の例
4.子どもが“動く活動”を大切にする
(1)講演会での睡魔……
(2)多動性の強い子どもと授業中のルールのある動き
(3)「ないと困る支援」で「あると便利で・役に立つ支援」の例
(4)動きで本質的な理解を深める
(5)動きと学力向上
5.子どもの“多感覚器官での活動”を大切にする
(1)顔を見ながら話を聞く
(2)学習の登山モデルと多感覚ルートの同時提示法
(3)多感覚ルートの同時提示法の利点
(4)「ないと困る支援」で「あると便利で・役に立つ支援」の例
Ⅵ 授業ユニバーサルデザインの実践的展開(2)--授業の流れに即して--
1.授業の導入の前に--ミニマムスタンダードという発想--
(1)ミニマムスタンダードとは?
(2)「ないと困る支援」で「あると便利で・役に立つ支援」の例
2.導入を工夫する--脳のウォーミングアップ効果--
(1)目的
(2)「ないと困る支援」で「あると便利で・役に立つ支援」の例
3.授業の型を一定にするユニット化
(1)「おかあさんといっしょ」に学ぶ
(2)ユニット化の利点
4.授業の進め方を工夫する  
(1)肯定的・賞賛的である
(2)一時一作業の原則
(3)多様な学習形態の工夫
(4)机間指導と姿勢の点検
(5)学習時差に対応する
(6)子どもが教師を見る・教師が子どもを見る
5.まとめの工夫
<保護者との連携ユニバーサルデザイン編>
Ⅰ ユニバーサルデザインの発想で保護者との連携
1.担任が抱える悩み
2.保護者との連携でユニバーサルデザインとは?
3.当面の目標--不適切なしつけを避ける!
4.保護者支援の連続性
5.いい連携ができた事例に学ぶ
6.保護者が本音で話せるとき 
(1)いい姿の実現
(2)学校・教師の真剣さを伝える
(3)事実の共有が必要なとき
Ⅱ 改めて、「障害」を受容するとは?
1.自分がその子どもの保護者だったら……
2.ゴールではなくスタートライン
(1)受け入れがたい「困難な生」
(2)“診断は一時の救い・一生の不安”
(3)相談機関任せにしない!
(4)校内支援委員会での確認と引き継ぎ
3.障害受容に終わりはない
Ⅲ 保護者が置かれている状況を理解する
1.保護者の心理的な状況
(1)「いずれ追いつく……」
(2)育てにくさ感
(3)自分は必要とされていない……
(4)「何度言ったら分かるの!」
(5)やはり納得がいかない!
(6)将来への不安感が強い
2.保護者の生活の状況
(1)経済的な状況
(2)家族・地域関係
(3)保護者の価値観・仕事が優先される
3.連携の状況
4.子育て力の個人差もある
5.教師が独りで抱えない
Ⅳ 保護者支援・連携の目的と支援のポイント
1.保護者との連携の目的・意義
2.学校全体でできる保護者との連携ユニバーサルデザイン
(1)入学前に目を向けた体制づくり
(2)入学後にすること
4.入学後に担任ができる保護者との連携ユニバーサルデザイン
(1)学級経営・授業づくりを通してこそ
(2)個別面談の心構えと進め方“4つのC”
(3)“親は一生 教師は一時”--診断がある子どもの保護者--

佐藤愼二
植草学園短期大学福祉学科児童障害福祉専攻主任教授。明治学院大学社会学部卒業、千葉大学教育学研究科修了。千葉県内の知的障害特別支援学校及び小学校情緒障害通級指導教室での23年間の勤務を経て現職。放送大学客員教授、全日本特別支援教育研究連盟常任理事、日本生活中心教育研究会会長、2019年度千葉県総合支援協議会療育支援専門部会座長ほか。特別支援教育士スーパーバイザー。
[2020年3月現在]

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