はじめに 1
第1章 「子どもが主体的になる」教材づくり 9
教材研究、三つの視点 10
教材は「共通点」と「相違点」を考えながら「選ぶ」 12
教科書教材は「変えてはいけない」ではなく「変わって当たり前」と考える 19
教科書に載っていない教材の扱い方 24
教材を変える三つの方法 29
条件不足の問題で子どもの思考を働かせる 34
言語活動を充実させるために数値を変えてみる 39
トピック教材を活かして今求められている力を伸ばす 45
系統を意識して図をかける子どもを育てる 55
問い返し発問で子どもの理解を深める 60
第2章 「授業がしたくなる」指導案づくり 67
主張ある指導案をつくろう 68
算数授業の基本の形を考える 72
指導案では自分がしたいことをはっきり書く 78
構成は「まとめ」から考える 85
教材観・児童観・指導観は書きやすいように書く 92
展開部分は、児童の発言や動きと時間にかかわることを重視して書く 100
第3章 「みんなが本気になる」授業づくり 113
指導案検討では模擬授業を取り入れよう 114
板書計画を立てるよさ 117
「つかみ」のコツは算数から離れないこと 122
自力解決時では〝やりすぎない〟 129
ノート指導はあとで見返せることを意識する 137
話し合いは全員がわかるために行う 149
わざと誤答を出して「話したい・聞きたい」となる授業にする 154
わかっている子にヒントを出させて表現力を育てる 160
話す力の育成には価値づけが大事 166
適用問題は「いつでも使える解き方か」を吟味するために行う 171
まとめと学習課題との関連を考える 178
子どもが「まとめ」を書き出す〝魔法の言葉〟 185
子どもが進んで「振り返り」を書き出す三つのコツ 189
おわりに 193