生涯学習のグローバルな展開

    生涯学習のグローバルな展開

      ISBN: 9784491039398

      長岡 智寿子・近藤 牧子/編著

      $17.00

      著者紹介

      長岡智寿子
      田園調布学園大学人間科学部
      最終学歴:大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。専門領域:生涯学習論、途上国のノンフォーマル教育、成人識字教育、他。
      [2020年2月現在]

      近藤牧子
      早稲田大学文学学術院、立正大学教職教育センター等(非常勤)。
      最終学歴:早稲田大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程、博士(文学)。専門領域:社会教育・生涯学習、開発教育、ESD。
      [2020年2月現在]

      目次

      はじめに
      第Ⅰ部 成人教育のグローバルな展開 7
      第 1 章 基礎教育支援政策の国際的潮流―EFA 運動の展開 8
      第 2 章 SDGs と成人教育―持続可能な社会づくりを目指す成人教育とは 20
      第 3 章 ユネスコのグローバル・レポート(GRALE)にみる世界の成人教育 38
      第Ⅱ部 グローバルな成人教育の現代的課題 55
      第 4 章 教育の「質(Quality)」の保障に向けた課題
      ―“GRALE III(第三次成人学習・教育グローバルレポート)” と第6回国際成人教育会議・中間総括会議・分科会の議論から 56
      第 5 章 識字教育の国際的展開―成人教育の課題として 70
      第 6 章 継続的な職業訓練と専門能力開発 80
      第Ⅲ部 日本の社会教育・成人教育 91
      第 7 章 日本の社会教育の現状と課題 92
      第 8 章 高齢者をめぐる政策と学習の多様性
      ―超高齢社会における学び 103
      第 9 章 日本社会における成人の基礎教育保障に向けて
      ―おとなの「学び直し」を考える 115
      第 10 章 成人教育における防災教育の展開と課題
      ―東日本大震災での経験と学びを共有するために 124
      第 11 章 日本における外国人の学習支援の現状と課題
      ―難民に対する日本語教育に焦点を当てて 133
      第Ⅳ部 CONFINTEA Ⅶに向けて 145
      第 12 章 市民社会から第6回国際成人教育会議・中間総括会議への
      問題提起―市民社会フォーラム「教育2030:公約を現実に(from
      commitment to action)」に参加して 146
      おわりに―「成人学習の力:2030年に向けて」 153
      巻末資料 159
      資料1.用語解説 160
      資料2.「学習権宣言」(全文) 172
      資料3.「EFA 行動枠組み」における目標 174
      資料4.「ダカール行動枠組み」における目標 175
      資料5.「ベレン行動枠組み」(全文) 175
      資料6.「仁川宣言(教育2030)」(全文) 184
      資料7.持続可能な開発目標4(SDG4) 190
      資料8.CONFINTEA 開催年と開催場所の一覧 191
      資料9.CONFINTEA ⅥからⅦへのタイムライン図 192
      資料10.成人教育の国際的動向に関する年表 193
      執筆者紹介 196

          商品説明

          本書は成人教育をめぐる国際的動向を整理しつつ,日本の生涯学習・社会教育の課題を捉え直し,その方向性を展望していくことを目的としています。グローバルな視点で捉えることで、いま話題のSDG4の達成についても考察。日本のこれからの生涯学習の在り方を提案した一冊になっています。

          商品の仕様

          • 読者対象: 大学教員
          • 出版年月: 2020年2月4日
          • ページ数: 200

          ログイン

          パスワードをお忘れですか?

          ー初めてのご利用ですか?ー
          アカウント作成