小学校3年 上巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

    小学校3年 上巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

      ISBN: 9784491039916

      田中 博史/監、夏坂 哲志/著、筑波大学附属小学校算数部/企画編集

      $20.00

      著者紹介

      夏坂哲志
      筑波大学附属小学校 教諭
      東京学芸大学を卒業後,青森県五戸町立南小学校,八戸市立江陽小学校を経て,現職。
      國學院大學栃木短期大学非常勤講師,全国算数授業研究会常任理事,算数授業ICT 研究会副代表,基幹学力理数授業研究会代表,日本数学教育学会幹事,学校図書教科書「小学校算数」編集委員。
      [2020年8月現在]

      目次

      まえがき
      本書活用のポイント
      本書の単元配列
      I 第3学年の授業づくりのポイント
      II 第3学年の算数 全単元・全時間の板書
      1 かけ算 9時間
      第1時 九九表の中にいくつあるのかな?
      第2時 隠した数の合計はいくつかな?
      ;第3時 どんなヒントがいいかな?
      第4時 11の段をつくろう!
      第5時 アワ・アワ・サワーで運だめし!
      第6時 おはじきゲームをしよう!
      第7時 1つの式にできるかな?
      第8時 ○はいくつあるのかな?
      第9時 かけ算九九で模様をつくろう!
      2 時こくと時間 4時間
      第1時 到着したのは何時何分かな?
      ;第2時 出発したのは何時何分かな?
      第3時 何分たったかな?
      第4時 短い時間を計ろう!
      3 わり算 10時間
      第1時 どのように分けられているかな?
      ;第2時 どのように分けたのかな?
      第3時 何人に配れるかな?
      第4時 長縄は何本できるかな?
      第5時 わり算の絵本をつくろう!
      第6時 どちらの仲間かな?
      第7時 どんな答えになるのかな?
      第8時 どちらも2倍になっているよ
      第9時 30枚の色紙を分けよう!
      第10時 どのように分けるのかな?
      4 たし算とひき算 8時間
      第1時 何ダルになったかな?
      ;第2時 計算の仕方を説明しよう!
      第3時 どの計算が簡単そうかな?
      第4時 ダルカードで筆算の仕方を説明しよう
      第5時 答えを大きくできるかな?
      第6時 答えが一番小さくなる筆算をつくろう!
      第7時 筆算を完成させよう!
      第8時 5000に近くな~れ!
      5 長さ 6時間
      第1時 教室の縦と横の長さを比べよう
      第2時 巻き尺でものの長さを測ろう!
      第3時 10mは何歩分かな?
      第4時 歩数で道のりを考えよう6
      第5時 学校のまわりの道のりを測ろう
      第6時 どちらの道が近いかな?
      6 あまりのあるわり算 7時間
      第1時 ぴったり分けられない!
      第2時 23÷4の答えの求め方を考えよう
      第3時 16÷3の計算の仕方を考えよう
      第4時 □÷4を考えよう
      第5時 長いすは何脚必要かな?
      第6時 図鑑を何冊立てられるかな?
      第7時 48÷4の答えの求め方を考えよう
      7 大きな数 8時間
      第1時 紙は全部で何枚かな?
      第2時 千万の位までを使ってゲームをしよう!
      第3時 「大きい方の勝ち」ゲームをしよう!1
      第4時 「大きい方の勝ち」ゲームをしよう!2
      第5時 数直線と不等号で表そう8
      第6時 いくつを指しているかな?
      第7時 500万に近い数の勝ち!
      第8時 23を10個足すと?
      8 2桁のかけ算 9時間
      第1時 鉛筆の代金の求め方を考えよう
      第2時 ケーキの代金の求め方を考えよう
      第3時 2桁×1桁の筆算の仕方を覚えよう
      第4時 4クラスの合計人数を求めよう
      第5時 1□×□の答えを比べてみよう
      第6時 走った道のりを比べよう
      第7時 かけ算の筆算の仕方を確かめよう
      第8時 答えが最大になる筆算をつくろう
      第9時 計算する順序を考えよう
      9 円と球 8時間
      第1時 公平な位置を決めよう
      第2時 きれいな丸をかこう
      第3時 どんな絵ができるかな?
      第4時 コンパスを使って模様をかこう
      第5時 紙を切って円をつくろう
      第6時 宝物のある場所を見つけよう
      第7時 球について調べよう
      第8時 円をつないだ模様をかこう

          商品説明

          「板書シリーズ 算数」の監修者である、「授業・人」塾代表
          前筑波大学附属小学校副校長 田中博史先生に「板書シリーズ 算数」の特徴や活用の仕方についてお話を伺いました。

          「板書シリーズ 算数」の特徴

          「板書シリーズ」は読者の先生方の厚い支持をいただき累計100万部となる、教育書としてはベストセラーと言えるシリーズになりました。類似の本がたくさん世に出ていますが、この算数の「板書シリーズ」が元祖と言えると自負しています。

          我々が板書の形で授業のプランをみなさんに提案しようと思ったのは、「活字や表組だけの指導案ではなかなか授業のイメージがわきにくい」ので、なんとかビジュアルの形で、明日の授業作りに皆さんたちがイメージしやすいものがお届できないかと考えたからです。この「板書シリーズ」では先生方がすぐに授業の時に机の上に開いてそのまま活用できるようにしたということ、すべての時間のアイディアをここに揃えたということが大きな特徴です。

          明日の授業作りに「板書」を!

          板書を使いながら明日の授業をイメージしていく具体的な見本のひとつとしてよく覚えているのが筑波大学附属小学校の先輩、故坪田耕三先生(前青山学院大学、元筑波大学附属小学校副校長)の姿です。坪田先生は翌日の授業をいつも板書の形で計画をたてていらっしゃいました。坪田先生は「板書の形で計画をたてると子供の姿が浮かんでくるんだよ」と語っていらっしゃったのを覚えています。私たちも板書の形で明日の授業をイメージする、これは毎日の授業にとても役に立つ行為だと思います。

          指導案の形式で一行一行書くものに関しては、実は行と行の間に隙間があるので、子どものイメージや活動が途切れてしまっているかもしれません。それになかなか気づきにくいのですが、板書の形で授業プランを作っていくとそこが非常に具体的に浮かんでくる、それを私も当時坪田先生に教えられて、実感したことを覚えています。

          「板書シリーズ 算数」の活用法

          本書では、知識・技能の習得だけではなく、新学習指導要領のキーワードの一つでもある「数学的な見方・考え方」の育成についても触れています。著者の先生方にも「数学的な見方・考え方」がどのように授業の中で意識されているのかを意識して書いてもらいました。授業の中での子供の問い、めあての変化や、それに対するものの見方・考え方、さらには友達との考え方の比較なども行いやすいように板書していくことを心掛ける必要があります。

          今回の「板書シリーズ 算数」は、見開きで一時間の授業プランを板書中心に構成し、 『授業の流れ』を4つまたは5つのステップで組み立てています。この『授業の流れ』を見ていただければ子供たちの疑問がどのようにつながっていくかが、わかると思います。

          また、もう一つ意識しているのは、対話のイメージを先生方に伝わりやすくするということ。そのために、教師の発問、子供の疑問を吹き出しの形式で整理して入れています。ただ、画一的にならないようにすべてが同じパターンになっているわけではありません。低学年のように活動を重視しての授業の場合と、高学年のようにまとめや発展問題が必要な場合とでは授業シナリオが異なるようになっています。読者の先生方には、この授業の場面ではこのまとめはいらないなとか、この部分の練習問題は無理やり差し込むことはないなというふうに、「板書シリーズ」を発展、活用していただければと思います。

          最高の執筆陣とDVDでより具体的なイメージを!

          今回の算数のシリーズは、1年生は共著となっていますが、2年生から6年生までは一人の先生が執筆しているので、一貫した授業プランの質の高さを味わうことができます。

          • 1年生:小松信哉先生(福島大学)、中田寿幸先生(筑波大学附属小学校)、永田美奈子先生(雙葉小学校)、森本隆史先生(筑波大学附属小学校)
          • 2年生:山本良和先生(筑波大学附属小学校)
          • 3年生:夏坂哲志先生(筑波大学附属小学校)
          • 4年生:大野桂先生(筑波大学附属小学校)
          • 5年生:盛山隆雄先生(筑波大学附属小学校)
          • 6年生:尾﨑正彦先生(関西大学初等部)

          さらに目玉として、各学年の執筆者の実際の授業(1時間分)がDVDとして付いています(1年の授業者は中田寿幸先生)。算数では、先ほどの『授業の流れ』の4つのステップのように、教師の発問や子どもとの対話や活動から授業が進んでいくので、授業の流れの中で板書がどのように出来上がっていくかを実際の授業と照らし合わせることができます。

          紙面とDVDの映像から、どのように授業が進んでいくのかをご覧いただき、皆様の授業づくりに役立てていただければ幸いです。

          1年生から6年生までの毎日の算数の授業の具体的なイメージを、この「板書シリーズ」でお届けできると思います。算数が得意ではない先生にも子供たちとともに算数好きを増やす授業が現場に広がることを願ってこのシリーズを作っています。

          どうぞ明日の子どもの笑顔のために、算数の授業を楽しくしていくために役立ててください。

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2020年3月13日
          • ページ数: 182

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