算数授業研究 132号

算数授業研究 132号

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筑波大学附属小学校算数研究部/編

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コロナ禍の制約のある状況の中で見えてきた、真に大切にしたい「算数授業づくり」の考え方とは何か。表面的な方法論の紹介に留まらず、具体的な授業設計や授業展開の場面で意識するようになった、実践に基づいた「算数授業づくり」の考えを紹介します。
『算数授業研究』
筑波大学附属小学校は、日本初の国立師範学校を前身としてもつ。準教科担任制を敷く同校の算数研究部は、国内の算数教育を力強く牽引する。年4回の「『算数授業研究』公開講座」をはじめ、各教諭が特色のある研究会を主宰するなど、国内外から年間1万人以上の教育関係者に研究成果を供している。1993年の創刊より、同算数研究部が企画・編集を務める『算数授業研究』誌は、全国の熱意のある授業実践者から、文部科学省の調査官まで幅広い算数教育関係者を執筆者に迎え、授業者のための算数教育誌として、根強い人気を誇っている。

 

コロナ禍で見えてきた「算数授業づくり」の考え20

新型コロナウイルスの感染拡大に対する緊急事態宣言の発令から,我々の日常生活は大きく変わってしまった。それは突然臨時休校となった学校現場も例外ではない。休校中の家庭学習への対応が急遽必要となり,それまであまり意識してこなかったオンライン授業の可能性を突然検討し始めるような事態となった。教師は慣れない算数指導の動画撮影に挑戦したり,学習課題とするプリント等を作成し,自宅でできることを考えながら四苦八苦しながら対応にあたった。ほとんどのことが初めて体験することばかりであり,まさに暗中模索の状態だったのである。

それから約半年が過ぎた。今も新型コロナウイルスの感染状況や対応策等は特に何も改善されてはいない。しかし,学校を始めとした社会生活の機能が徐々に再開され,人々の生活は少しずつ動き始めた。ただし,それは「新しい生活様式」という名の下でのウィズコロナの生活を意味している。

ところで,小学校の現場では,今年度から新学習指導要領が完全実施となった。しかし,1学期の学校現場は新型コロナウイルス対応で精いっぱいであり,学習指導要領の理念や内容の詳細についてまで考える余裕など全くないような状況だったと言えるだろう。算数科では,主体的・対話的で深い学び,数学的な見方・考え方,数学的活動,数学的に考える資質・能力……等のキーワードが注目され,新学習指導要領の実施前から算数の新しい授業像について研究されてきていたが,これらに向けられていた意識が新型コロナウイルスによって一気に吹き飛んでしまった。しかし,だからと言っていつまでもただ新型コロナウイルスへの対応ばかり意識して教育活動をしている状態でいいはずがない。「新しい生活様式」の中であっても新学習指導要領の理念や目標を実現していくために我々教師は工夫していく必要がある。

ただ,そうは言っても「新しい生活様式」下の学校生活は新型コロナウイルスの流行以前とは大きく変わった。例えば,

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