小学校・中学校 Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて

小学校・中学校 Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて

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イーディーエル株式会社・平塚 知真子・樋口 直宏・山本 光/監、井上 嘉名芽・井上 勝・清水 洋太郎・平井 聡一郎・松本 博幸・渡辺 光輝/著

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1人1台端末に求められる「10X授業」を板書シリーズの実践をもとに提案! 「10X授業」を”最短最速”で実現するために 1人一台端末時代に求められる授業をデザインできる! 『小学校・中学校 Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて』

1人1台端末時代に求められる10X授業とは?

GIGA スクール構想によって、全国津々浦々、児童生徒向け1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークの一体的な環境整備が完了しました。令和3年度からはいよいよ、学校教育がこれまでとは劇的に変わり始めます。すでに最先端のICTを取り入れた授業に対応するため、ICT 機器活用の研修を受講された先生方も多いことでしょう。
この教育の技術革新は、「多様な子どもたちを誰一人取り残すことのない公正に個別最適化された学びや創造性を育む学びにも寄与するもの」であり、「特別な支援が必要な子どもたちの可能性も大きく広げるもの」です。
では、教育・授業はどう変わっていくのでしょうか?
本書では、1人1台端末時代に求められる授業を「10X授業」と名づけました。

「10X 授業」の定義

  • ①児童生徒の心をワクワクさせ、主体的に学習に取り組みたくなるような授業。
  • ②対話を通じて児童生徒が自分自身の考えや在り方に気付き、学びを深めていける授業。
  • ③技術革新により変容する社会と労働環境の変化に対応し得る学びにつながる授業。
  • ④授業を準備する時間が今までの10 分の1 なのに、成果は10 倍になる授業。

例えば、Google マップのストリート ビューは「どこでもドア」。瞬時に修学旅行先の様子を3D で疑似体験できます。Google Meet もまた、離れた場所にいる人と顔を見て話すことができる「どこでもドア」です。この「どこでもドア」を使ってどこへ行くのか、何ができるのか? ワクワクしてきませんか? これは、使う人のビジョンによってまったく変わってくるはずです。
学習環境にGoogle Workspace for Education のツールを効果的に取り入れることで、10倍の成果をもたらすイノベーションを起こすことができます。ぜひ、高い理想を掲げて教育に利活用していきましょう。

Google Meetは離れた場所にいる人と顔を観て話すことができる「どこでもドア」

Google Workspace for Educationとは?

Google Workspace for Education とは、Google が提供する、複数のツールをまとめた学校向けサービスの総称で、時間や場所を問わず、教員だけでなく児童生徒、さらには保護者も共同利用することができます。2021年2月にサービスを一新し、「Google Workspace for Education」という名称になりました。下の図に示したように、合計14のアプリがすべてのエディションで利用できるようパッケージされています。

エディションで利用できる14のアプリ一覧

GIGA スクール構想により、Google のChrome OSを搭載した端末、Chromebookの導入が急増しました。これまでに700以上の教育委員会がChromebook を採用し、併せてChromebookを導入していない自治体も含め、GIGAスクール構想でICT環境を整備している自治体全体の半数以上がGoogle Workspace for Education を導入しています。

授業を10X するアプリの選び方とは?

Google Workspace for Education のアプリ群にはよく似ている機能を持つものがあります。例えば、本書では小学1 年生の「生活科: 元気にそだてわたしのアサガオ」という単元があります。これまでの「アサガオの成長記録」をまとめようとするとき、どんなアプリを選べばいいでしょうか?

実は、正解は一つではありません。もっと言えば、Jamboard (デジタル ホワイトボード アプリ)でもGoogle スライド(プレゼンテーション アプリ)でも、Google ドキュメント(文書作成 アプリ)でもGoogle Keep (デジタル メモ アプリ)でも、どれを使っても正解です。

「えっ! それは困る……。同じようなアプリが四つもあるんですか?」
そう戸惑われる方も多いかもしれません。しかし、もっとも簡単で、低学年でも直感的に使えるアプリがGoogle Keep です。そこでまずは、Keep を使った授業デザインをご紹介しましょう。「なぜKeepなのか?」と言うと、写真と関連するメモをもっとも簡単に作成できるからです。1 枚のメモに複数の写真を紐付けることができます。さらに、スマホ、iPad、Android タブレットでは音声入力が使えますので、低学年でも入力の負荷がかかりません。

「アサガオの成長記録をまとめる」という単元では、アサガオと自分との関わりや、長期間に渡るアサガオと自分の成長を振り返ること、感じたり考えたりしたことを自分の言葉で表現できることが目的となります。
授業の流れの中で、もっとも時間をかけたいのは、どこでしょうか。成果(主体的・対話的で深い学び)を意識すれば、まとめた記録用紙を見返して気が付いたことを班で話し合う場面。そして、班で話した内容を児童がまとめ、最後に全体で振り返りをする場面となるでしょう。この時間を増やすために、ICTツールを活用します。

まず、従来の「板書シリーズ」ではこれまでの記録を綴じて本にする活動を行っていました。Keep を取り入れると、この活動はどうなるでしょうか? 本時の活動を見越して、用紙に観察記録を記入したときにそれを撮影し、画像として保存するようにしておきます。Keep を立ち上げた後、教室での児童への指示は、次の4 ステップで完了です。

  1. [メモ]にアサガオの観察記録を取り込む。
  2. 誰のものか分かるように、[メモ]の[タイトル]に名前を入力する。
  3. 師も確認できるように、「共有」を設定する。
  4. [メモ]にまとめを入力する。

具体的な操作に関しては、次の図をご覧ください。デバイスやアプリの操作に慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、数週間もするとすっかり慣れて、数分で発表の下準備ができてしまうので、節約できた時間を対話にあてることができます。

STEP1 STEP2

STEP3

STEP4

教師は、大型提示装置で自分のKeep を表示しながら、発表してほしい児童のまとめや画像を投影し「共有」します。
後日、教師は各児童の[メモ]にコメントを入れることができます。さらに、[共同編集者]に保護者を追加することも可能です。すると、保護者にも児童の活動を確認してもらうことができます。共有すると、共有者のアイコンが表示され、すぐにお互いに分かります。保護者から、我が子に向けてのコメントを入れてもらうことで、これまでにはない魅力(ワクワク)が、児童にも保護者にも生まれます。

授業の準備は、Chromebook とこれまでの観察記録のみでOK。板書する時間も半減。その分、対話とそれを受けての追記、そして発表の時間に多くの時間をかけることができます。Keep ではなく、スライドを使えば、プレゼンテーションアプリなので、発表する際にスライドを順序立てて話すことができます。またJamboard はホワイトボードのように付箋や画像、手書きテキストなどを[フレーム]上に追加できます。班のメンバーに気付いた点をどんどん意見してもらうのには最適です。ドキュメントは、中・高学年向けです。レポートとしてまとめる場合に最適です。

つまり、単元の目標を達成し、魅力、成果、効果をそれぞれ10X するために、どのアプリを使ってもいいのです。迷ったら、使いやすいもの、簡単なアプリを選んでください。それでまったく問題ありません。使ううちにどのアプリがどんな活動に適しているのか分かってきます。まずは一つのアプリを授業で使ってみることから始めましょう!

「10X 授業10 の型」とは何か?

一つのアプリには、さまざまな機能が備わっています。Google Meet の「ビデオ会議システム」のように、特定のアプリにしか備わっていない機能もあれば、多くのアプリに共通して搭載されている、リアルタイムで共同編集ができる「共有」などの機能もあります。
そのため、先ほども述べたとおり、どんなアプリを使っても同じような結果を出せる場合もあるわけですが、やはり基本となる活用方法をいくつか押さえておいたほうが、スピーディーに10X 授業をデザインできるはずです。

そこで本書では、Google Workspace for Education のアプリごとに活用方法を解説するのではなく、アプリ群に搭載されている機能そのものに着目しました。そして、授業に活用できる機能から導き出したのが、以下になります。

アプリ群の機能そのものに着目した、10X授業10の型

あくまでこの分類は、ICT ツール、すなわちGoogle Workspace for Educationアプリが授業のどの場面で使えそうか、想起しやすくするためのパターン化です。ぜひ柔軟に捉えていただければと思います。
10の型は、二つに分類することができます。暖色系のアイコンである、授業の魅力(ワクワク)と成果(主体的・対話的で深い学び)を10Xするものが七つ、そして寒色系のアイコンである、準備や評価といった校務も含めて授業の効率化を10Xするものが三つです。
授業や授業準備で特によく使われるアプリは、14になります。なお、アプリは単体で使用することもありますが、基本的には組み合わせてデザインするものだとお考えください。 アプリのそれぞれの特性、共通している機能は、「10X 授業10 の型」を意識して使っているうちに自然と習得できます。目的は「アプリを使うこと」ではなく、あくまで「単元のねらいを達成し、児童生徒の学びを深めること」にあります。

それぞれの「型の特徴」と、使用するアプリの「機能」「恩恵」については、本書で分かりやすく整理!

このアプリと「10X 授業10 の型」をどのように授業に取り入れるといいのか、そして実際の授業デザインをどう行うかの具体的な解説は本書の第3章、第4章で紹介をしています(小学校55事例・中学校20事例を紹介)。

社会第5学年 単元名:米づくりのさかんな地域

社会第5学年 Gppgleで10X授業 生産性を高めるために、どのような工夫があるのか調べよう

本書を活用して授業を10Xしよう!

授業のデザインには「一つだけの正解」はありません。大事なことは、ICT ツールを活用することで「授業のめあて」「ねらい」を達成することです。どのアプリを使っても正解ですし、設定や操作はよりよいもの、より効率のよい手順へと使いながら覚え、工夫して改善していってください。
児童生徒はもちろん、先生方自身も、ワクワクが10倍になる「10X」の授業デザインを、ご自身の手で作り出せるようになるために、ぜひ本書をご活用ください。
「10X授業10の型」を意識するだけで、すぐに授業に取り入れることができるでしょう。これまでの方法にGoogleのアプリを効果的に追加して、ぜひあなたの授業を10Xしてください。

1人1台端末時代に求められる「10X 授業」を板書シリーズの実践をもとに提案!

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