GIGA School時代の学級づくり
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商品説明
前半では、「樋口流の学級づくり」を6つのキーワードをもとに解説しています。樋口先生らしい教育観のつまった内容です。さらにそれをふまえて、これからの学級経営がどうあるべきか、根本から見直す機会となるテーマ設定がなされています。
後半では、「一人一台端末の実践」を解説します。学級開きから、すぐに試してみたくなる実践を紹介しています。先駆けて実践した2年間の軌跡を公開しています。
樋口流の学級づくり6つのキーワード
①任せる
②自分ごと
③価値づける
④ホンネ
⑤相手意識
⑥ユーモア
厳選された6つのキーワードには、樋口先生の教育観や根本的な考えについて書かれています。算数授業を研究し続けてきたからこその「授業観」も垣間見えます。そして、樋口先生の人柄がよく表れており、心温まる内容となっています。
GIGAスクール時代の学級経営を実践する前に、学級経営観を見直す必要性があります。
以下のように、その点について指摘しています。
(はじめに抜粋)
2021年4月以降、タブレット端末を学級に導入したとき、うまくいかなかった、トラブルが起こったという話をよく聞きました。そのうまくいかなかったこと・トラブルが起こったことは本当にタブレット端末が原因なのでしょうか。
表向きはそうなのかもしれませんが、タブレット端末とは関係なく起こる根本的な要因があるのではないでしょうか。
樋口先生が大事にしている学級経営のキーワードが、GIGAスクール時代とどのように作用し合うのか。新しい学級経営像が見えてくる内容になっています。
一人一台端末の実践
GIGAスクール時代の学級開きにおいて、少しでも早く取り組むべき実践を多く紹介しています。また、子どもたちのスケジュール管理、スピーチ方法など、これまでの実践がどう変わるのかを解説しています。すべてがうまくいくわけではありません。本書では失敗談を交えたエピソードも描かれております。
学級開き
- アプリ導入
- SNS擬似体験
- 自己紹介カードのかたちを変えよう
- マスコットキャラクターをつくろう
- 自分たちで考える給食当番
- 係活動ではなくプロジェクトへ
- 話し合う場を設定する
- 子どもたちに教えた4つのこと
1年を通しての実践
- スピーチ
- 欠席している子に1日の流れを配信する
- ブロックアワー
- 学級通信をデジタル配信する
- 自分のスケジュールを管理する
- 全員リーダーを目指す
- 樋口学級のお楽しみ会の遊び「人狼ゲーム」「脱出ゲーム」
- 教室環境をデザインする