子どもがつまずかない教師の教え方65のアイデア

    子どもがつまずかない教師の教え方65のアイデア

      ISBN: 9784491047478

      伊藤 敏雄/著

      $15.00

      著者紹介

      愛知教育大学教職科心理学教室卒。名古屋大学大学院教育発達科学研究科中退。勉強のやり方専門塾(ネクサス)代表。全国で6000人以上の高校生や保護者に、効果の高い学習メソッドややる気アップ術などの講演活動を行ってきた。ALL About学習・受験ガイド。
      著書に『子どもがつまずかない教師の教え方10の「原理・原則」』(東洋館出版社)『勉強法以前の「勉強体質」のつくりかた』(主婦の友社)、『おもしろいほど成績が上がる中学生の「間違い直し勉強法」増補改訂版』(エール出版)他多数。

      目次

      第1部 理論編

      第1章 子どものつまずきを理解する
      1.速さの問題でつまずくわけ
      2.子どもは文章を“読んでいない”
      3.つまずきの3つの段階
      4.思考力というものは存在しない!?
      5.誤学習が子どもの学びをさまたげる
      6.まちがっているのに正しく見えている?!
      7.計算力不足がつまずきを生む
      8.学力格差は知識・技能の差
      9.反復練習なくして知識・技能の習得はありえない
      第2章 学びの本質をさぐる
      1.学びを噴水のようにとらえる
      2.できる学習に必要な知識・技能
      3.わかる学習に必要な学習方略
      4.主体的な学習に必要なメタ認知
      5.学習者にとって最適な課題とは?
      6.動機づけだけで学習は成立しない
      7.反復練習は学力定着の基本
      8.思考で知識を活用するとは?
      9.自分で学べるようになる
      第3章 考える力をのばす認知のスキル
      1.意味を考える(精緻化)
      2.くり返し口ずさむ(リハーサル)
      3.ちがいをまとめる(体制化)
      4.ことばの記憶とイメージの記憶
      5.テスト効果を利用して覚える
      6.帰納的思考と演繹的思考
      7.まちがいを自分で見つける(メタ認知的モニタリング)
      8.とき直しでまちがいを修正する
      9.ふり返りでメタ認知をうながす
      10.学びの個別最適化を図る
      11.人的リソースを活用する

      第2部 実践編
      第1章 英語でつまずかない教え方のアイデア
      1.フォニックスで音読みを教える
      2.フォニックスでつづりと読みを対応させる
      3.二文字子音のフォニックスを教える
      4.母音のフォニックスを教える(サイレントe)
      5.二文字母音のフォニックスを教える
      6.書き取りせずに単語を覚える
      7.自分でテストできるプリントをつくる
      8.英文を日本語訳へ、日本語訳を英文へ(対訳音読する)
      9.パターンプラクティスで英語表現をみがく
      10.ICTを活用して英語を学ぶ
      [資料]フォニックス一覧
      第2章 国語でつまずかない教え方のアイデア
      1.正しくインプットする音読指導
      2.バリエーションに富んだ音読指導
      3.書き取りやドリルに頼らない漢字指導
      4.漢字はテストで覚える
      5.漢字や熟語の意味を考える
      6.SQ3R読解法でアウトプットを意識しながら読む
      7.わかりにくいことをわかりやすい言葉で説明する
      8.問いに対する正しい受け答えをする
      第3章 算数でつまずかない教え方のアイデア(低学年)
      1.補数を練習する
      2.百ます計算を音読する
      3.単位の変換(長さとかさ)
      4.式と計算をイメージでとらえる
      5.ひき算の答えを検算する
      6.分数を図で表す
      第4章 算数でつまずかない教え方のアイデア(4年生)
      1.目測で角度を測って数感覚を養う
      2.わり算のひっ算
      3.大きな数(億と兆)を音読する
      4.垂直と平行はものさしと三角定規を使う
      5.小数を使って表す(単位の変換)
      6.わり算の暗算プリントを音読する
      7.何こ分になるかを考える
      8.式の計算と順序
      9.計算のきまりをスモールステップで解く
      10.面積の公式を暗唱する
      11.単位の変換は意味を考える(面積)
      12.図を使って考える(記号で表す)
      13.小数点の移動を矢印で表す
      14.AはBの何倍かは「A÷B」を計算すればよい
      第5章 算数でつまずかない教え方のアイデア(5年生)
      1.体積の求め方の工夫
      2.小数のかけ算で数感覚を養う
      3.小数点の移動を矢印で表す
      4.小数のわり算で根拠を考える
      5.何は何の何倍か?わからないものを□と考える
      6.割合を2×2マス図で表す
      7.倍数と約数を音読する
      8.記号を使って図示する
      9.面積の公式を暗唱する
      10.合計(=平均×個数)を面積で考える
      11.単位量あたりの大きさは〇〇でわる
      12.百分率を暗唱する
      13.どんな計算になるのか□の式で考える
      14.3.14の整数数を暗唱する
      15.道のり(速さ×時間)を面積で考える
      16.根拠を明らかにして考えを説明する
      17.単位の変換は意味を考える(体積)
      第6章 算数でつまずかない教え方のアイデア(6年生)
      1.分数のかけ算で倍の概念を再確認する
      2.分数のわり算はかける逆数と暗唱する
      3.分数のかけ算・わり算の混ざった問題を解く
      4.根拠とともに考えを述べる
      5.円の面積の公式を暗唱する
      6.円をふくむ複合図形の求め方の工夫
      7.立体の体積の求め方の工夫
      8.比の関係を記号で表す
      9.比を使って考えよう
      10.表を使って規則性を見つける

          商品説明

          大好評の前著『子どもがつまずかない教師の教え方10の「原理・原則」』の実践編!

          勉強のやり方専門塾「ネクサス」の代表が、これまでの経験から子どもがつまずきやすいポイントを厳選。小学校の国語・英語・算数で、65の事例をもとに、その解消法を提案します。

          考える力の前に、「知識・技能」をしっかりと定着させるために、教え方のプロが惜しげもなくアイデアを紹介。

          さらに、アイデアのみならず、学習理論をもとに、「学びの噴水モデル」を提唱。

          「知識・技能」の定着から、「思考力」を問い直す1冊です。

          * 「つまずき」に徹底的に向き合い続ける著者が提案!

          ■小・中学校フォニックスの活用

          ■主体的な学習に必要なメタ認知能力

          ■わかる学習に必要な学習方略

          ■できる学習に必要な知識・技能

          ■アウトプットを意識したSQ3R読解法

          小学校で絶対身につけておきたい「知識・技能」の指導方法を徹底解説!

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2022年3月11日
          • ページ数: 224

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