小学校「個別最適な学び」と「協働的な学び」をつなぐ国語授業

    小学校「個別最適な学び」と「協働的な学び」をつなぐ国語授業

      ISBN: 9784491049274

      筑波大学附属小学校国語研究部・全国国語授業研究会/編著

      $15.00

      著者紹介

      全国国語授業研究会
      筑波大学附属小学校国語研究部のメンバーを中心にして1999年に発足。
      授業者の、授業者による、授業者のための国語授業研究会。
      定期刊行物『子どもと創る「国語の授業」』の企画・編集等を通して、国語の授業力を世に問い続けている。

      目次

      国語科における「個別最適な学び」と「協働的な学び」
      Ⅰ章 提案授業―写真と授業記録で見る「個別最適な学び」と「協働的な学び」をつなぐ国語授業―
      提案授業2年〈文学〉
      「スイミー」
      提案授業6年〈説明文〉
      「ぼくの世界、君の世界」
      座談会

      Ⅱ章 「個別最適な学び」と「協働的な学び」をつなぐ国語授業の実践
      低学年〔ICT活用〕個別最適化を図るための「ICT」の活用方法
      低学年〔板書〕単元のつながりの中で「板書」を構想する
      低学年〔ICT活用〕子どもの思考の焦点化を図るICTと発問の工夫
      低学年〔書くこと〕今だからこそ「書く」学習を
      低学年〔複式学級 話す・聞くの実践〕教えること・任せることで動画の作成で 低学年の複式学級の実践
      中学年〔学びの「軸」を定める〕「資質・能力」「見方・考え方」を軸に学習をデザインする
      中学年〔探究的な学び〕子どもの探究心を育む「深追い型」国語授業
      中学年〔言語活動と学習課題の工夫〕「多様さ」が生きる授業づくり
      中学年〔説明文の読み〕「一人読み」「話し合い」で個別最適な学びと協働的な学びをつくる
      中学年〔学習の個性化〕一人ひとりが課題を設定して探究する文学の授業
      高学年〔考えの形成〕考えの形成を促す読解指導の工夫
      高学年〔ICT活用〕ICT活用で紡ぐ説明文の授業
      高学年〔考えの形成〕考えの形成を促す説明文の単元づくり
      高学年〔文学の読み〕四つの「ある」で深める文学
      高学年〔読みの交流〕「個→集団→個」のプロセスで探究心を育てる

          商品説明

          子ども起点の授業を創るーそのとき、教師は何をする? 小学校個別最適な学びと協働的な学びをつなぐ国語授業

          令和3年1月の中央教育審議会答申の中で「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が提起され、先生方の多くが実際の授業でどのように実現していくのか、まさに試行錯誤の渦中にいらっしゃることでしょう。
          本書では、国語教育を長年研究・実践してきた筑波小国語部と全国国語授業研究会の先生方を執筆陣に迎え、実践者の立場から「個別最適な学び」と「協働的な学び」をつなぐ国語授業の在り方を提案しています。

          筑波小・青木伸生先生と桂 聖先生の授業で考える

          巻頭にはカラーで青木伸生先生と桂 聖先生の授業実践を掲載しています。
          実際の授業を通して、授業づくりを提案します。
          青木先生の授業は、説明文「ぼくの世界、君の世界」(教出6年)を教材に、「筆者の工夫を見つけよう」という単元で提案。
          6年生がそれまでに学習した自分なりの「目のつけどころ」=「こだわり」で教材を読み、仲間と共有する姿が克明に記されています。

          青木伸生先生

          桂先生の授業は、物語文「スイミー」(光村2上)を教材に、「スイミーⅡをつくろう」という単元で提案。
          自作の創作文「スイミーⅡ」を書くというゴールを見据え、表現に生かすことを意識しながら、子どもたちは「スイミー」を全員参加の授業で読み深めていきます。

          桂聖先生

          これらの授業を踏まえ、国語部5名で行った座談会も収録しています。
          「子どもに授業の目的をどのように提示するか」「ともに学ぶことの本質的価値とはなにか」「学習者主体と教師主導の授業をグラデーションで捉える」など、「個別最適な学び」と「協働的な学び」をつなぐために考えておきたい重要なトピックについて話し合われました。

          15の実践提案から、子ども起点の授業の具体に迫る

          「個別最適な学び」と「協働的な学び」をつなぐ国語授業は、目の前の子どもの実態や思考によって創られるため、一つの方法や型などで整理し、説明することはできません。
          本書では、子ども起点の授業とはどのようなものなのか、その具体の可能性を探るという姿勢で、15名の執筆陣がそれぞれに創意工夫した実践を持ち寄りました。
          子どもの思考の焦点化を図るICTと発問の工夫や子どもの探究心を育む「深追い型」国語授業づくり、「個→集団→個」のプロセスを生かした読みの交流の工夫など、扱うテーマは多岐に渡ります。
          本書掲載の実践をもとに、どのようにして子ども起点の授業をつくるのかを考えてみませんか?

          誌面画像:子どもの探究心を育む「深追い型」国語授業 1.育てたい資質・能力 2.単元の概要/教材の特性 3.単元構成全8時間 誌面画像:4.文章構造図 5.「個別最適な学び」と「協働的な学び」授業デザインのポイント 6.深追い型授業デザインのイメージ 誌面画像:2.授業の実際 本時のねらい 深追い型授業のイメージ

          2学期からの授業づくりの参考に、ぜひこの夏お手にお取りください!

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2022年7月31日
          • ページ数: 128

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          匿名
          一冊でさまざまな視点から勉強できる

          沢山の先生方の実践が収められており、非常に勉強になりました

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          本書がお役に立てば幸いです!

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