「バラバラクラス」「空回りクラス」「指示待ちクラス」どう育てる?―中学生が自ら動き出す自治的集団作り―

    「バラバラクラス」「空回りクラス」「指示待ちクラス」どう育てる?―中学生が自ら動き出す自治的集団作り―

      ISBN: 9784491050836

      岩本 直己/著

      $15.00

      著者紹介

      岩本 直己(いわもと なおき)
      大阪府中学校教諭。ビジネス書を200冊以上読み、子どもたちの自治力を高める教育を続けてきた。

      目次

      はじめに

      第1部 脱「バラバラクラス」「空回りクラス」「指示待ちクラス」
       あなたにとって理想のクラスとは?
       学級経営の鍵は生徒たちの「自治力」
       自治力を高める中で生徒につく力
       第1章 主体性
       第2章 チーム力
        第1節 チームの意識統一
        第2節 心理的安全性
        第3節 フォロワーシップ
        第4節 リーダーシップ
       第3章 課題解決能力

      第2部 自治力を高める取り組み
       年間を通して系統的に自治力向上を!
       第1章 チームの土台をつくる一学期
        取り組み1 学級開きで価値観を共有
        取り組み2 自己開示で人間関係をつくる
        取り組み3 クラス目標を決めてチームの進むべき方向性を決める
        取り組み4 共同作業の中で笑いが起きることで人間関係を深める
        取り組み5 話すきっかけをつくるテトリストーク
        取り組み6 親しき仲にも礼儀あり 遊びとは何か
        取り組み7 今のチーム状況を知る「チーム力測定アンケート」
       第2章 チーム力と課題解決能力を高める二学期
        取り組み8 心理的安全性を高める「ハートビーイング」
        取り組み9 行事の目標設定に「WOOPの法則」
        取り組み10 体育祭やレクにおすすめ チームビルディングの要素を含んだ種目
        取り組み11 フォロワーシップ計測アンケート
        取り組み12 課題の原因を探る「なぜなぜ分析」
        取り組み13 アイデアを出すためのブレインストーミング・ブレインライティング
        取り組み14 課題解決能力を高める「お悩み相談室」
       第3章 主体性を高め、自治的な集団の完成を目指す三学期
        取り組み15 ギバーキャンペーン
        取り組み16 クラスの締めくくりに向けての問い
        取り組み17 文集
        取り組み18 「ありがとう」を伝える
        取り組み19 合格祈願お守り
        取り組み20 感謝のメッセージ
        取り組み21 「次のステージでやりたいこと」を語る

          商品説明

          中学生がチームとして自ら動く学級をつくる!

          本書の概要

          団結力がない「バラバラクラス」、課題解決能力が低い「空回りクラス」、常に受け身の「指示待ちクラス」。最先端のチームビルディングを知る著者が、これらのクラスを「中学生が自ら動き出す自治的集団」に育てる方法を、21の具体的な取り組みとともに提案する。

          本書からわかること

          こんなクラスに心当たりはありませんか?

          ・クラスとしてのチーム意識が低く団結力がない「バラバラクラス」
          ・やる気はあっても課題解決能力が低い「空回りクラス」
          ・常に受け身で自ら考えることがない「指示待ちクラス」
          これらのクラスに心当たりはありませんか?
          もしご自身のクラスが該当するのであれば、そのクラスはまだまだ伸びしろがあるということです。

          「中学生が自ら動き出す自治的集団」になるために

          では、「理想的なクラス」といったらどのようなクラスを思い浮かべるでしょうか?
          先生方によってさまざまかと思いますが、ここでは先述の三つのタイプの逆を考えてみることにしましょう。
          ・チーム意識が高く、団結できるクラス
          ・やる気があり、課題解決能力を身につけているクラス
          ・指示がなくても自発的に取り組めるクラス
          本書では、クラスを「自ら動き出す自治的集団」にするために、これら「チーム力」「課題解決能力」「主体性」を育てる手立てを提案しています。

          年間計画で系統的に自治力を育てる

          もちろん、自治的なクラスは一朝一夕には育ちません。
          1年間を通した系統的な指導が必要です。
          大まかには次のようなことを目標とします。

          ・1学期:チームとしての意識統一と心理的安全性を向上させる
          ・2学期:フォロワーシップとリーダーシップを育て、課題解決能力を向上させる
          ・3学期:主体性を向上させる

          自治力を育てる21の取り組み

          では、「チーム力」「課題解決能力」「主体性」を育てていくためには、具体的にどのような取り組みをすればよいのでしょうか?
          ・自分クイズ
          ・テトリストーク
          ・チーム力測定アンケート
          ・ハートビーイング
          ・ギバーキャンペーン
          などなど、生徒たちが楽しみながら力を育てていく取り組みを21項目紹介しています。
          「バラバラ」「空回り」「指示待ち」なクラスを「自治的集団」に育てていきましょう。

          こんな先生におすすめ

          ・生徒たちにチームとして団結することのよさを知ってもらいたい先生
          ・自分たちで課題に立ち向かい、解決する達成感を味わってほしい先生
          ・将来を見据え、生徒一人ひとりが主体的に行動できるようになってほしい先生
          には、本書で紹介する取り組みがご参考になることと思います。

          商品の仕様

          • 読者対象: 中学校教員
          • 出版年月: 2023年4月5日
          • ページ数: 236

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