対話ドリブン
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商品説明
対話ドリブンで、チームを成長させ、「実は…」が言い合えるチームをつくる
本書の概要
「対話」でお互いを理解するにはどうすればいいのか。「よはく」はどうやって生み出すことができるのか。ルールメイキングではなく、「ポリシーメイキング」とは何か。目標と現在の差を埋める「教員の研鑽」はどうあるべきか。私立小学校、HILLOCK初等部を立ち上げた著者が「自分たちで成長する学校」を解説する。学校現場での「究極の組織論」。
本書からわかること
対話ドリブン対話的な組織をつくり続けるということは難しい。そこで、自他理解に必要な活動を紹介。「実はこう思っていた」という言葉がどれだけ出るかが良い対話の場になっているかの指針となる。お互いの理解のために、2つの前提と4つの質問(壁打ち文化)などを紹介する。
よはく「よはく」がない状態で教員生活を送っている方は多い。何をするにもやる時間がなければ頓挫してしまう。時間も手間もかけずに学校を変えていくことは不可能である。そこで、まずは「よはく」をつくるための対話を始めることを提案する。「よはく」を生み出すための、会議の仕方、カリキュラムデザイン、クラスづくりなどを解説する。
ポリシーメイキングルールメイキングとは違う「ポリシーメイキング」を、「こうありたい」という信条と「どうやって実現するか」といった方略を合わせ持った言葉として定義する。HILLOCK初等部や開智望小学校でのポリシーメイキングの例をもとに具体的に解説する。ポリシーメイキングが、今はまだ実現できない目標に向かうことであることを提案する。
教員の研鑽対話ドリブンの世界では、一人一人の教員の成長も、チームでの成長も欠かせない。対話ドリブン、つまり対話から「はじめる」わけで、対話で「おわる」わけではない。また、「ポリシーメイキング」が向かう目標と現在の差を埋めなければならない。「研鑽」はその差を埋めるために行うすべての活動である。研鑽について次の3つをもとに解説する。
1つ目は幸せになる力をつけるもの(目指している教員になるための学び)
2つ目は不幸を避けるためのもの(事故を避けるための学び)
3つ目はチームビルディング(自他の理解)
こんな先生におすすめ
・学校現場のミドルリーダーや管理職
・組織がうまく回っていないと悩む方
・組織での対話に問題を感じている方