小学校理科でつくる個別最適な学びと協働的な学び
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商品説明
全単元で実践! 多様な学びが生まれる理科授業
本書の概要
多様な子供を誰一人取り残さないために、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が求められています。理科の授業には、例えば個人で予想し、班ごとに協力しながら実験を行い、結果を共有し、個々の考察から全体の結論を導き出すといった学習の流れがあります。この過程を通して、「個別」「協働」「全体」の往還が自然と生まれ、一人一人の学びが深まるのです。本書では、小学校理科の全単元の事例を取り上げ、学習形態を適切に組み合わせた単元や授業のデザイン、具体的な手立てやポイントなどを解説します。
本書からわかること
理科授業は「個別」「協働」「全体」の往還が機能しやすい
文部科学省の『みるみる』では、「個別」「協働」「全体」を適切に組み合わせた単元デザインの重要性が指摘されています。
理科の授業の流れに沿って考えてみると、例えば自然事象との出会いや問題の共有、結論の導出の場面では全体で学ぶことが有効です。一方、自分なりの予想を立てたり、考察をまとめたりする場面では、一人でじっくり考える時間が必要になります。 また、実験方法を検討したり、結果を比較したりする場面では、仲間との協働を通して自分の考えを見直し、学びを深めていきます。
このように、理科の授業では「全体→個別→協働→全体」という往還が生まれやすいといえます。教師がそれぞれの学習内容や活動場面の特質を理解し、適切なタイミングで指導することで、この往還がより効果的に機能するのです。
理科授業における「指導の個別化」と「学習の個性化」とは
「個別最適な学び」は、「指導の個別化」と「学習の個性化」に分けられます。
理科では、例えば観察、実験などの結果を整理する際、文章で考えをまとめるのが苦手な子もいれば、図や表を用いて整理するのが苦手な子もいるでしょう。子供の学習状況を的確に把握しながら、着目すべき視点を示したり、思考を整理するための支援を行ったりするのが、「指導の個別化」です。
また、理科では、例えば一人で集中して実験に取り組みたい子もいれば、仲間と協力しながら実験に取り組みたい子もいるでしょう。学習形態や実験方法を子供自身が選択できるようにする、「複線化」された授業が考えられます。このような多様な学びの在り方を認め、一人一人の可能性を伸ばしていくのが「学習の個性化」です。
「放任」ではなく、「適切に委ねる」ことが大切
子供にどこまでを委ねるべきなのか悩んでいる先生も多いのではないでしょうか。主体性を重視するあまり、教師の教え込みになることを恐れ、指導をせずに「放任」してしまうケースもあるようです。
しかし、教師が子供一人一人の状況を把握し、安全面にも十分配慮した理科授業をつくるためには、全体指導も欠かせません。理科では、学習形態や実験方法については子供の主体性を尊重しつつ、授業のねらいと押さえどころを教師が理解し、要所要所で指導性を発揮することが求められるでしょう。
教師が陥りがちな課題や具体的な改善点については、編著者3名が本音で語り合う鼎談も必読です。
小学校理科全単元の実践事例を掲載!
本書は全31単元の事例を取り上げ、それぞれに以下の内容で構成しています。
1 本単元の特徴
2 個別最適な学び・協働的な学びの場面はココ!
【本時案につながる場面】【本時案の場面】
3 単元計画
4 個別最適な学び・協働的な学びはコレ!
5 本時案
上記の構成に沿って、学習形態を適切に組み合わせた単元や授業のデザイン、具体的な手立てやポイントなどを丁寧に解説しています。
こんな先生におすすめ
・多様な子供一人一人にとって最適な理科の学びを目指している先生
・複線化された授業が難しいと感じている先生
・子供にどこまで委ねたらいいのか悩んでいる先生


