月刊 特別支援教育研究2023年7月号

    月刊 特別支援教育研究2023年7月号

      ISBN: 4910068370730

      全日本特別支援教育研究連盟/編

      $6.00

      目次

      目次
      特別支援教育研究
      7
      2023-July
      No.791
      特 集
      学び、成長し続ける教師
      ~豊かなキャリア発達のために~
      [論説]
      4 豊かな教師人生を 國井光男
      [実践]
      10 学び合う学校研究 飯村 恵
      12 決めて選んで深める研修 藤村良男
      14 学び続ける教員集団を目指して 淺利邦子・遠藤貴裕
      16 新たな価値を生み出す職員の対話 小山 学
      18 「エールカフェ」とその広がり 植田一宏
      20 大規模校における校務の効率化と教職員相互のコミュニケーションの促進 湯田秀樹
      22 「チーム学年経営」を中心とした新しい学校づくり 井上 強
      24 教員間の協働と個々の「授業力」向上を目指して 丹野哲也
      26 学校運営に当事者意識をもつ教員のチーム力による学校改革 山本 仁
      [まとめ]
      28 主体性が発揮され、同僚性と協働性のある学校で教師は成長する 竹林地 毅
      [岡目八目]
      32 「悩み」を解消する方策
      連載企画
      [格致日新]
      1 卒業後、その先の世界 堀江美里
      [今こそ知りたい特別支援教育の基礎知識 なるほど!]
      33 文字や数に至る基礎的な学習 実践編 川間健之介
      [やりがいと手ごたえのある学校生活を生み出す「できる状況づくり」]
      36 特別活動の「できる状況づくり」 松山直輝
      [ユニバーサルデザインの視点を活かす! 通常の学級における個別最適な学びと協同的な学び]
      40 エージェンシーを育成する道徳科授業 細野貴寛・太田 研
      [通級指導担当者からの発信 自立活動ホップ・ステップ・ジャンプ]
      45 「人間関係の形成」の項目を含む指導の実践 Part 1 齋藤珠恵
      [ICTで変えよう! 特別支援学級の授業づくり]
      46 特別支援学級におけるICT活用のアイディア 東森清仁
      51 [全国縦断 我が校の実践研究] 岡山県立倉敷まきび支援学校
      [実践レポート]
      52 通常の学級における聴覚と視覚支援を用いた自作支援ツールによる行動支援の工夫 土井 淳
      [情報解説]
      59 特別支援学校知的障害者用教科書 小学部「せいかつ」の作成について 加藤宏昭
      [時流解題]
      62 「障害がある人のスポーツ活動や障害者スポーツを通した交流活動」についての一考察 米谷一雄
      [各地の特別支援教育]
      66 島根県特別支援教育研究会の取組 藤原幹夫

      60[図書紹介] 61[全知長から] 64[全特連コーナー] 67[編集室・次号予告] 68[編集委員・編集協力委員一覧]

      『特別支援教育研究』は、全日本特別支援教育研究連盟(全特連)機関誌です。
      ◎障害のある子ども一人ひとりのニーズに応え、教育実践をよりよいものにするための、実践交流・情報提供・教育実践支援をめざします。通常の学級を含むさまざまな実践の場で、障害のある子どもと歩む方々への、今日と明日の実践を豊かに、ともに実りのあるものとする誌面づくりを進めます。
      ◎本連盟は、障害のある幼児・児童・生徒へのよりよい教育を推進するため、実践的な研究の向上を図ることをその目的にしています。全国52にわたる都道府県・政令指定都市の加盟団体、そして連盟を支援する個人会員から構成されています。個人会員は随時募集中です(年間会費15,000円・機関誌込み)。

          商品説明

          本書の概要

          基礎・基本から最先端の取り組みまで授業づくりについて幅広く理解することができ、日々の授業はもちろん、年間指導計画の作成にも役立つ内容となっています。学習指導要領や各種通知などのタイムリーな話題も、実践レベルで解説!教職員必携の雑誌です。

          本書からわかること

          今、学校教育は、変化の激しい予測不可能な社会の中で子供たちが現在も将来も豊かに生きるための「資質・能力」の育成や「主体的・対話的で深い学び」の視点を踏まえた授業等の改善と充実が求められています。また、いわゆる令和3年答申(中央教育審議会)では、「令和の日本型学校教育」の構築に向けた「個別最適な学びと協働的な学びの一体化」が求められ、さらに令和4年答申では、これらと教師の学びは「相似形」であることを明示しています。

          一方、教師の働き方を見直す「学校における働き方改革」が推進されています。超過勤務の縮減等が大きく取り沙汰され、「教師の勤労観」や「多様な働き方の捉え方」が進む中で、改めて「生涯にわたって学び、成長し続ける」ことが求められています。このことは教師という専門職の特長でもあり、よさ・強みでもあります。学校における働き方改革の理念は、教師が自らの人間性や創造性を高めることであり、教師の日々の生活や人生を豊かにすることで、子供たちに効果的で豊かな学びを提供することを目的としています。これからの教師に求められる「教職生涯を通じて探究心を持ちつつ自律的かつ継続的に新しい知識・技能を学び続け、子供一人一人の学びを最大限に引き出す役割を果たし、子供の主体的な学びを支援する伴走者としての能力も備えている」という姿を具現化していくためには、教師自身の教育に対する高い意識に加え、資質を向上し教職生活の質を高め教職人生を豊かにするために十分に学ぶ機会が必要です。さらに、子供と教師が共に育つ場としての新たな学校づくりや組織改革も期待されるところです。

          本特集では、このような背景を踏まえ、生涯にわたって学び、成長し続ける教師の豊かなキャリア発達に向けて、学校教育の改善と充実を図り、教師自身が学び成長し続けるための方策について再考します。先輩方の豊かな教師人生の振り返りから教職の魅力を再認識し、各地での多様な取組や実践を通して、これからの学校の組織改革と教師一人一人の意識の改革について考える機会としていただきたいと思います。様々な立場にある読者一人一人の悩みや不安を解消する一助となり、教職の魅力ややりがいの再認識、新たな発信の契機となる特集となることを望みます。

          商品の仕様

          • 読者対象: 特別支援教育担当教員
          • 出版年月: 2023年6月28日

          Customer Reviews

          Based on 1 review
          100%
          (1)
          0%
          (0)
          0%
          (0)
          0%
          (0)
          0%
          (0)
          匿名
          月刊 特別支援教育研究2023年7月号

          特集のタイトルがいいです。児童生徒より前に教師が「学び続けることによって成長する…」
          珠玉の実践例が集められていて、校内研修の参考になると思う。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          本書がお役に立てば幸いです!

          ログイン

          パスワードをお忘れですか?

          ー初めてのご利用ですか?ー
          アカウント作成