コグトレ関連書籍

コグトレ 困っている子どもを支援する認知トレーニング 関連書籍 コグトレ 困っている子どもを支援する認知トレーニング


コグトレとは?

学習への取り組み、感情のコントロール、人との接し方……
発達障害のあるなしに限らず、教室には困っている子どもたちが数多くいると言われています。

そのような子どもたちは学習面や生活面で共通した課題(=認知機能の弱さ)をもっています。
子どもたちが学校やこれからの社会で困らないように、これらの課題に対して認知面から支援するトレーニング、それがコグトレです。

コグトレは、子どもたちの困難にあわせて「学習面」「社会面」「身体面」の3領域から成ります。
それぞれのトレーニングを積み重ね、子どもたちの困難に認知面から迫ることで、子どもの見取りと支援を進めていきます。

なぜ、多くの教育者が手に取ってくれるのか?

認知機能と困っている子どもの特徴の関係が分かりやすく、勉強になる。

普段の学校の勉強と違ってゲーム感覚で取り組むことができて、とてもいい。

困っている子への対応がとてもわかりやすく、トレーニングについても詳しく書いていて、わかりやすい。

教室で使える実践がのっていて、使いやすい。

教育現場では、どのように活用されてる?

通常学級にいる支援の必要な子どもにも活用できる。

毎日授業の5分間で活用し、集中力がついたり、見る力がどんどんついてきているのが日々実感できる。

特別支援学級担任として、自立活動の時間に活用しています。

どんな本があるの? それぞれの特徴は?

各書影をクリックし、詳細ページの内容説明に遷移すると、ワークシートのPDFがリンクしています。ぜひご覧ください。

1日5分! 教室で使えるコグトレ

コピーしてすぐに使える!クラスでコグトレを実施するための全122ワーク・全157回分を収録し、一年をかけて子どもを支援していくことができます。コグトレの3つの要素である「学習面」「社会面」「身体面」のすべてのトレーニングを網羅しています。

1日5分! 教室でできる英語コグトレ 小学校3・4年生 / 小学校5・6年生

認知トレーニングと英語学習を同時に行う「英語コグトレ」。家庭でも教室でもすぐに使えるリスニングCDとワークシート付きで、1日5分、簡単に取り組めます。子どもたちを傷つけることなく、ゲーム感覚で楽しく英語学習と認知トレーニングを行うことができます。

1日5分! 教室で使える漢字コグトレ 小学校全学年

認知トレーニングと漢字学習を同時に行う「漢字コグトレ」。すぐに使えるワークシート付きで、1日5分から簡単に取り組めます。出題漢字は各学年の新学習指導要領に準拠しています。

もっとコグトレ さがし算60 初級 / 中級 / 上級

「さがし算」は、格子のかたちに組まれた数字の中から、正しい数字の組み合わせを見つけて丸で囲むトレーニングです。計算を行うだけでなく、自分で目標タイムを決めてチャレンジし、自分の計算スピードを知り、少しずつ高めていく要素もあります。

著者

宮口 幸治

立命館大学産業社会学部・大学院人間科学研究科教授。
京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。神戸大学医学部附属病院精神神経科、大阪府立精神医療センターなどを勤務の後、法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長を経て、2016年より現職。

医学博士、子どものこころ専門医、日本精神神経学会専門医、臨床心理士、公認心理師。児童精神科医として、困っている子どもたちの支援を教育・医療・心理・福祉の観点で行う「日本COG-TR学会」を主宰し、全国で教員向けに研修を行っている。

著書に『教室の「困っている子ども」を支える7つの手がかり』『性の問題行動をもつ子どものためのワークブック』『教室の困っている発達障害をもつ子どもの理解と認知的アプローチ』(以上、明石書店)、『不器用な子どもたちへの認知作業トレーニング』『コグトレ みる・きく・想像するための認知機能強化トレーニング』『やさしいコグトレ 認知機能強化トレーニング』『社会面のコグトレ 認知ソーシャルトレーニング』(以上、三輪書店)、『1日5分! 教室で使えるコグトレ 困っている子どもを支援する認知トレーニング122』『もっとコグトレ さがし算60 初級・中級・上級』『1日5分 教室で使える漢字コグトレ小学1~6年生』『学校でできる! 性の問題行動へのケア』(以上、東洋館出版社)、『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社)など。