直球フレーズ学級づくり
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商品説明
短く・シンプルな「直球フレーズ」で、
子どもが主役の学級へ!
本書の概要
学級づくりは、正解がひとつではありません。だからこそ、思うようにいかずに悩んだり、周りの先生と比べて落ち込んだりすることもあるはずです。本書では、「子どもが主役の学級」をつくるため、「短く・シンプルに」「遠回しではなく、まっすぐに」を意識した「直球フレーズ」を提案します。
この「直球フレーズ」は、ただシンプルであるというだけでなく、「自主・自律・自治」を日々の授業・生活の中で“本当に育てていく”という視点で練り上げられています。そのため、道徳教育と特別活動の充実、そして自己調整学習の理論を取り入れた授業づくりという2つを、学級づくりの土台に据えています。褒める・叱る・支える・励ます――学級づくりの要となる言葉かけで、子どもたちの意欲や自己認識を引き出し、学級の文化そのものを育てていく道筋を示します。
本書からわかること
「自主・自律・自治」を、学級の日常にする
「自主・自律・自治」は掲げるだけでは育ちません。本書では、それぞれを丁寧に整理しながら、子どもが自分の意思で選び、決め、動くための環境づくりを考えます。そして大切にするのは、子どもに求める前に、教師自身が「自治・自律・自主」を意識した行動をしているかという視点。学級づくりは、言葉の技術だけでなく、教師の姿勢と積み重ねによって説得力が生まれることを、学校内の様々な例を通して紹介します。
「直球フレーズ」とは何か
本書が提案する「直球フレーズ」は、きつい言い方や一方的な命令ではありません。子どもたちに対して、事実や目的を、遠回しにせずまっすぐ伝える言葉かけです。ポイントは、子どもに丸投げする「放任」ではなく、子どもの様子を見取りながら、必要に応じて選択肢や支えを用意し、自己決定・自己選択へつなげていくことです。
たとえば、学級の中でよくある場面でも、
「どうする?」
「どうしたい?」
「どっちにしよう?」
といった短い問いが、子どもをまずは「考える側」に立たせます。叱る/褒めるの前に、まず「自分で判断し、行動する」ための回路をつくる。それこそが直球フレーズの考え方です。
「直球フレーズ」4つの効果
直球フレーズの効果は4つに整理することができます。この効果を踏まえ、授業と生活の両面で活用できる形で紹介をしていきます。
◆効果①:意欲を引き出す(動機づけ)
「がんばれ」だけでは終わらせず、挑戦や継続につながる“気持ちの起点”を言葉でつくる。授業中だけでなく、休み時間・給食・掃除など、学級生活全体を動機づけの場として捉えます。
◆効果②:自己認識を促す(メタ認知)
自分の状態を客観視できる子は、学びも生活も整っていきます。「どう思った?」「何が難しかった?」といった短い問いで、振り返りと言語化を促します。
◆効果③:思考を深め、言葉にする力を育てる
抽象的な問いかけ(例:「どう思いましたか?」)が、子どもの内側にある感情や考えを外に出し、思考を深めます。国語・道徳はもちろん、教科横断で活かせる視点です。
◆効果④:集団文化を形成する
直球フレーズは、個への関わりでありながら、やがて学級全体の“当たり前”をつくります。よい行動・そうでない行動を曖昧にせず、理由と意味を共有していくことで、学級が「自分たちのことは自分たちで行う」自治の文化へ向かっていきます。
※本書では、これら4つがバラバラに働くのではなく、互いに補い合いながら学級を前進させる構造として説明しています。
授業・生活・行事など、様々な場面の例を紹介
目次にもある通り、本書は具体的場面が非常に豊富です。算数の授業開き、漢字テスト、リレー、交流学習、合奏、休み時間、学級通信……。「その場で何と言えばいいか」に悩む瞬間に、まっすぐ手が届くフレーズと考え方が収録されています。
また第3章では、「自主・自律・自治」を支える生活基盤(時・礼・場)、係活動と当番活動、プロジェクト活動、学級会、朝の会・帰りの会など、学級の“仕組み”づくりへと展開していきます。
こんな先生におすすめ
・学級づくりが空回りしている感覚があり、言葉かけを見直したい先生
・「自主・自律・自治」をスローガンで終わらせず、日常の行動に落とし込みたい先生
・道徳教育・特別活動を、学級経営の中心に据え直したい先生
・自己調整学習を「授業技術」ではなくしっかりと学びたい先生
・新任・若手で、まず“明日からの一言”が欲しい先生
・中堅〜ベテランで、学級の文化づくりをもう一段深めたい先生




