これからの算数科教育はどうあるべきか

    これからの算数科教育はどうあるべきか

      ISBN: 9784491053851

      清水 美憲・池田 敏和・齊藤 一弥/編著

      $13.00

      著者紹介

      清水 美憲
      筑波大学教授

      池田 敏和
      横浜国立大学教授

      齊藤 一弥
      島根県立大学教授

      目次

      特別鼎談 これからの算数科教育はどうあるべきか 

      第1章 なぜ、算数・数学を学ぶのか 
      算数・数学を学ぶ価値とは:清水美憲
      なぜ学ぶのか,何を学ぶのか,いかに学ぶのか:齊藤一弥

      第2章 目指すべき三つの柱の資質・能力の捉え方
      「数学的な見方・考え方」が働くとは
      -その成長へ向けた指導の在り方-:池田敏和
      「数学的活動」は日々の授業で実現してきているのか:清野辰彦
      「思考力・判断力・表現力等」を明確に捉えることはできているのか
      -グレーディングされた能力育成へ授業はいかに変わるのか-:影山和也
      「学びに向かう力,人間性等」を涵養することはできているのか:日野圭子

      第3章 新しく変わった領域をどう捉えるか 
      新設された領域をいかに捉えるか
      -変化と関係:関数の見方の重視と中学との連携から-:高橋丈夫
      新設された領域をいかに捉えるか
      -データの活用は授業をいかに変えるのか-:倉次麻衣
      領域変更をいかに捉えるか
      -計量が図形に入ったことの意味を問う-:八田安史
      領域変更をいかに捉えるか
      -「式と計算」は「数と計算」領域において授業はいかに変わるのか-:久下谷明

      第4章 算数教育の今日的課題と未来はどうするのか
      「個別最適な学び」と「協働的な学び」は,「深い学び」に貢献しているのか:加固希支男
      DXは算数教育の深い学びにいかに貢献するか:榎本哲士
      カリキュラム・マネジメントをいかに捉えていくか
      -教科等横断的に資質・能力を育成するために必要なこと-:舟橋友香
      目指すべき算数・数学教育への期待と課題
      -これからの授業改善に向けた着眼点は何か-:笠井健一

          商品説明

          教科教育の現在と未来を考える羅針盤シリーズ、ついに刊行!

          本書の概要

          学習指導要領が全面実施されて3年半。改めて今、授業づくりはどうなっているのかを考える ときが来たのではないだろうか。学習指導要領の趣旨は現場に浸透しているのか。授業はどう 変わっていったのか。算数科教育の現在地はどこにあるのか、そしてこれからどこへ向かうべ きか。本書では、現在の課題とその解決方法を明らかにし、学習指導要領が目指す授業づくり とその未来を提案する。

          本書からわかること

          今こそ教科教育を見直し、授業づくりを考えるとき!

          学習指導要領が全面実施されて3年半が経ちました。この間、コロナ禍などの困難に直面し、学校現場も大きく変わってきました。そんな中、改めて今、授業づくりはどうなっているのかを考える契機が来たと考えます。学習指導要領の趣旨は現場に浸透しているのか。授業はどう変わっていったのか、また変わっていないのか……。現在の課題とその解決方法を明らかにし、学習指導要領が目指す授業づくりとその未来を提案する、それが本書のねらいです。

          算数教育の牽引者たちが話題のトピックを解説

          本書は、文部科学省教科調査官や現行学習指導要領の作成協力者をはじめ、算数教育に精通した研究者、実践家が中心になって、指導要領の真のねらいや授業改善の提案等を詳述しています。第1章では、「なぜ、算数を学ぶのか」という普遍的なテーマについて、第2章以降では、現行学習指導要領で大きくクローズアップされた「資質・能力」「数学的な見方・考え方」「数学的活動」と新しく変わった「領域」をどう捉えていくかを記載。さらに第4章では、「個別最適な学びと協働的な学び」「GIGAスクール」「カリキュラム・マネジメント」等、最近の話題を取り上げつつ、これからの算数教育について教師は、そして授業はどうあるべきかを説いています。

          一緒に算数の授業を前に進めていきましょう!

          学習指導要領が新しくなっても、授業はそこまで変わらない、変える必要がないと思われている先生方もいるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか。「内容ベイス」から「能力ベイス」になったからこそ、真に子ども主体の授業を目指すからこそ、改めて学習指導要領を読み直し、授業を見直し、課題と提案を繰り返し、次の時代の算数教育につなげるときが来たのではないでしょうか。本書が先生方の授業づくりの一助になれば幸甚です。

          こんな人におすすめ

          算数教育に力を入れている先生
          算数教育を究めたい先生

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2023年12月14日
          • ページ数: 160
          • 判型: A5判

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