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ウェルビーイング・コンピテンシー 学びの現場にウェルビーイングを取り入れるための考え方と実践方法

ISBN: 9784491057224

平真由子・渡邊淳司・横山実紀/著

セール価格 2,299(税込)
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商品説明

“ウェルビーイング”がわからないままでは、子どもを未来に送り出せない。
次期学習指導要領とも深く関わる、いま押さえておくべきキーワード。
基礎的な理解から、具体的に授業に落とし込んだ“ウェルビーイングの教育”の完全ガイド。
「I」「WE」「SOCIETY」「UNIVERSE」――4つの視点で育む“ウェルビーイング・コンピテンシー”を解説。

本書の概要

“ウェルビーイングの学び”を、主に学校という学びの現場にどのように取り入れることができるのか、児童生徒の「ウェルビーイング・コンピテンシー」をどのように育むことができるのか、そのための考え方を提案するとともに、具体的な実践方法を併せて紹介します。

本書からわかること

・次期学習指導要領とも深く関わる、いま押さえておくべきキーワード

文部科学省の「第4期 教育振興基本計画」(2023年6月16日 閣議決定)では、その大きなコンセプトとして「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」が掲げられています。
これからの日本の教育において、ウェルビーイングもしくは、それに基づく考え方は、授業設計の指針や評価の観点として重要なテーマの一つになり得ると考えられます。
今現在、確実に押さえておくべきテーマをわかりやすく、教育現場での事例を交えて解説します。まさに教育におけるウェルビーイングの決定版です。

・ウェルビーイング・コンピテンシー

多様な人々と共に、ウェルビーイングに生きるための実践的資質/能力」を“ウェルビーイング・コンピテンシー(Well-being Competency)”として一般化して解説します。
つまり、学びの目的を、ウェルビーイングの概念理解、あるいはウェルビーイングの向上に限るのではなく、学び手が、周囲の人々と共にウェルビーイングを実現できる資質/能力「ウェルビーイング・コンピテンシー」を教育現場の文脈で紐解きます。
本書では、「I」「WE」「SOCIETY」「UNIVERSE」の4つでカテゴライズしています。「I」は自分個人のこと、「WE」は近しい特定の人との関わり、「SOCIETY」はより広い不特定多数の他者を含む社会との関わり、「UNIVERSE」はより大きな存在との関わりに関する要因で構成されています。

※本書では、コンピテンシーという言葉の意味を、文部科学省が示している育成すべき「資質・能力」に限らず、OECDなどでの解釈も含めて使用しており、誤解を避けるため、その日本語訳を「資質/能力」と表記します。

・豊富な実践事例

ウェルビーイングについて理解するだけではなく、実際に学校現場での実践事例をご紹介します。その実践は、「ターゲット型実践」「アレンジ型実践」「WBコンピテンシー振り返りの実践」の3つに分けられます。

<ターゲット型実践>
ウェルビーイングを主たる学習目標とし、それに特化した実践
1.カードで「自分」のウェルビーイングを知る [小学校中学年程度以上]
2.カードで「相手」のウェルビーイングを知る[小学校中学年程度以上]
3.自分の「いのち」と「きもち」を感じる [小学校低学年程度以上]
4.カードで「相手」のウェルビーイングを「想像」する [小学校高学年程度以上
5.カードの言葉を身体で「表現」する [小学校中学年程度以上]
6.カードの言葉を写真で「表現」する [中学校程度以上]
7.カードで集団活動の「合意形成」をする [小学校高学年程度以上]
8.集団活動を「集団の視点」で振り返る[中学校程度以上]
9.「SDGsとわたし」を結び付ける[小学校高学年程度以上]
10.学級活動「自己プレゼン」[小学校高学年程度以上]
11.学級活動「Super Happy Birthday」[小学校高学年程度以上]
12.特別の教科 道徳[小学校高学年程度以上]
13.総合的な学習の時間[小学校高学年程度以上]
14.総合的な学習の時間[小学校中学年程度以上]

<アレンジ型実践>
各教科の目標や内容を踏まえた上で、無理なくウェルビーイングを取り入れた実践
1.学級活動 「日直の取り組み」「朝の会でのペアトーク」 [中学校]
2.特別行事 「学習旅行」「合唱コンクール」 [中学校1年、3年]
3.国語科  「もっと知りたい 友達のこと」単元の展開活]
4.図画工作 「『わたしのソラ』で自己発見」[小学校5年]
5.美術科 「地元の未来の共想と共創」[中学校2年]
6.技術・家庭科 「家族のための安全な住まいプロジェクト」[中学校1年]
7.自立活動 「ココロクエスト」[知的障害特別支援学級 [中学校1年から2年]
8.特別の教科 道徳 「栄冠は君に輝く」[中学校3年]
9.動画付き 道徳科 学習指導『泣いた赤鬼』[中学校程度以上]

<WBコンピテンシー振り返りの実践>
実践効果を児童生徒が自ら振り返り、今後の学習を見通す方法を解説します。評価内容と測定のタイミングを定めたり、カリキュラムの設計方法をご紹介します。

こんな方におすすめ

・ウェルビーイングを理解しつつも、具体的な実践を描けていない方
・ウェルビーイングという言葉は知っていても、理解できていない方
(資料価値が高く、完璧にまとめられているため、研究者にとっても深く納得がいく内容です)