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算数授業研究 No.161 単元で育てる資質・能力ー見方・考え方が貫く授業づくり

ISBN: 9784491058559

筑波大学附属小学校算数部/編

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商品説明

編集後記より

 年の瀬も近づいてきました。本特集「単元で育てる資質・能力」を企画した当初は,「中核的な概念や方略」という表現でしたが,9 月25日の教育課程企画特別部会の論点整理では「中核的な概念の深い理解」「複雑な課題の解決」となり,発刊される現在では「知識及び技能に関する統合的な理解」「思考力・判断力・表現力等の総合的な発揮」という言葉に変わっています。「見方・考え方」についての記述も今後変化するのか,引き続き注視したいところです。
 とはいえ,これまで大切にしてきた算数授業への考え方が大きく変わることはありません。1 時間単位ではなく,子どもに付けたい力を見定めた系統的な教材研究や,目の前の子どもの姿から授業をつくり,変容を見取り,次の授業へつなげていく。そうした授業づくりための一冊となりました。
 池田先生には,算数を学ぶ意義を実用的側面と陶冶的側面から整理し,その関わりについてご執筆いただきました。高橋先生には,図形領域の「面積」の授業づくりを関数の考えで貫く具体例をご提示いただきました。小泉先生,天野先生,二宮先生には,算数授業を多角的に捉える視点をご提供いただきました。心より感謝申し上げます。
 最後になりましたが,いつも編集作業を粘り強く支えてくださっている東洋館出版社の石川夏樹様に,厚く御礼申し上げます。
(田中英海)