子どもの側から授業をつくる
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商品説明
「自由進度学習」「個別最適」「協働的」――その言葉の向こうに、誰の姿を見ている? 「方法」の言葉をひらき、子どもの姿から授業をつくるための29の補助線
本書の概要
ある授業を「自由すぎる」と言われた。「しっかり整っていて安心」と言われた授業もあった。どちらにも、子どもの姿はたしかにあったのに。
流行の言葉は「それ」らしく聞こえるが、一人ひとりの教師の目の前で起きていることは本当に「それ」なのか? 「なんだかよさそう」な言葉たちは、だれにとって、どのように「よい」ものなのか? 固定化して安心したい気持ちを乗り越えて、教師も子どもも自分らしく学べる授業をつくるために、著者と29の問いから考える。
本書からわかること
授業づくりの本質をともに考えるワークショップが待望の書籍化
著者がワークショップで始めた対話が待望の1冊となりました。
時に立ち止まり、励まし合いながら、自分なりの言葉にひらいて授業をつくる過程を追って、「迷う」「たしかめる」「こだわる」「信じる」の4つの章にまとめています。全部で29ある本書の「問い」は、あなたにとっての「子ども主体」の授業を浮かび上がらせる補助線になります。
学校には、毎日「正解」が降りそそぐ
次期学習指導要領をめぐる議論や社会からの要請など、学校には日々、方法を語る「正解」の言葉がたくさん降りそそぎます。こうした言葉は美しく整っていて、授業を組み立てたり振り返ったりするのに便利です。しかしながら、実際に授業を行う先生も子どもたちも多様で、「正解」の言葉だけでは見落とされたり、うまくいかなかったりすることはないでしょうか。
たとえば、「自由進度学習」。「自由進度かどうか」が問われるとき、そこに子どものどんな姿が浮かんでいるでしょうか。
だから、なやむ。でも、ブレない。
「子どもの側から授業をつくる」。著者の「子ども主体」へのアンサーです。
葛藤と逡巡に満ちた授業づくりには正解がありません。でも、立ち返る場所はいつでも決まっている。なやみながらも、ブレない授業づくりがそこにあります。
では、「子ども主体」をあなたの言葉で語るなら? 本書を読んだあと、あなたの心の浮かんだ答えを、ぜひ教えてください。
こんなときにおすすめ
・「正解」が知りたくなったとき
・「子ども主体」について考えたくなったとき
・流行の言葉を自分なりにひらいたり、深めてみたいと思ったとき




