新しい算数研究2026年8月号
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商品説明
第1特集:「図形」における高次の資質・能力を育成する数学的活動
第2特集:子どもの個性・多様性を生かす算数の授業づくり
8月号の第一特集では、「図形」をテーマとして取り扱いました。本号に至るまでの間、まずは「豊かな概念の形成」をいかに捉えるか、といった議論から始めました。そして、「意味のネットワーク」がその「豊かさ」を決める重要な一つの要素ではないかと考えました。ややもすると学びが分断されている現状を踏まえ、さまざまな学びが有意味につながるようにしよう、という方向性が打ち出されました。それを「図形」において実現するために、性質、構成、計量、活用といった活動同士のつながりが強調された活動が計画されるに至りました。本号で提案された教材や単元デザインについては、そのような経緯を経て提案されたものです。ぜひ、そうした思考のプロセスも含めて、皆さまのご参考になればと願っております。
第二特集では、「子どもの個性・多様性を生かす算数の授業づくり」をテーマに、全国の新進気鋭の先生方に、様々な実践事例をご紹介いただきました。 以前、 ある有名企業のホームページに、「ダイバーシティ×インクルージョン=イノベーション」という「言葉の式」が書かれていました。また、多様なバックグラウンドを持った人財がいれば、 環境の変化に素早く対応できる。だからダイバーシティは企業の持続的な成長に欠かせないんだ、と説明されていました。社会の変化は予測できないけれども、多様性のある組織にしておくことが予測不可能な社会への対応になる、という説明に、なるほどと思いました。「多様な人がいて、みんなで学ぶからこそいいんだ」と心から思えるようになった子どもたちの存在が、将来の社会全体を方向づけていくことを期待したいと思います。算数科は、その実感を得る上で、うってつけの教科であると言えないでしょうか。


