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自分にしかできない道徳授業をする

ISBN: 9784491057200

加藤 宣行/著

セール価格 2,200(税込)
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タイプ: 書籍

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Customer Reviews

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匿名
非予定調和の授業

①空気感
 空気をコントロールできると、それぞれの面白さを引き出しながら、きちんとしたものを形としてつくり、想像を超える
 →自分たちの気づかない「あっ、そういうことか」を生み出す、引き出す。
 →行きた授業。非予定調和のライブ感。

②間
 「ま」であり、「あいだ」
 「ま」→時間
 「あいだ」→空間
 どちらにも共通するのは、ゆとりであると思う。ゆとりがあるから、質が高まる。

③教員は…
 監督、シナリオライター、演出家、舞台担当、役者である。
 「教師は五者たれ」に通ずる。
 何にしても、「演じる」ことで、生み出せるもの、引き出せるものがあるのだと思う。

匿名
加藤先生の考えがよくわかる。

道徳の授業と言うよりは、生き方。考え方がよくわかりました。Aかbではなく、Cと言うような正解のない正解をこれからも授業を通してみんなで考えていく大切さを自分自身が感じました。

匿名
道徳の授業を根本から考え直せる本でした。

読み終わったあと、いや、読みながら、子どもたちと道徳の授業がしたくなりました。それはもっと子どもの善性を信じて、何を考え、その背景にある思いに触れたいと思ったからです。今までを振り返ると、教えなきゃいけない、子どもたちはこれくらいで考えるだろうと教師のおごりで授業していたことに気付かされました。もっと本気で授業づくりに向き合おうと思えました。

商品説明

道徳授業の達人、加藤宣行先生による教育・人間論!

本書の概要

「誰がやっても同じ授業では、面白くない。目の前の子どもたちとつくるからこそ面白い」教員37年の集大成、加藤宣行先生が綴る、真の道徳をするための教育・人間論!

本書からわかること

子どもは小さな哲学者。深く考え、議論する時間を

「哲学」というと、難しい概念や言語を操るというイメージがないだろうか。「哲学」は、本来、常人には手の届かない世界を描いているような存在ではないはずである。いや、そうでなければ困る。もっと身近に、考えることを楽しむ世界があってほしいと思うし、そうあるべきだと考える。
子どもたちと道徳の授業をしていると、「あ、今、思考を楽しんでいるな」と感じることが多々ある。教材のストーリーとは離れたところで、自分自身の問題意識と重ねながら、自らの嗅覚を最大限に発揮し、子どもにしか使い得ないような言葉を用いて。そのようなやりとりを聞いているとき、「子どもこそ、本当の哲学者ではないか」と思わされることがある。
「子どもには無理」「まだ早い」
これらの決めつけが、どれだけ子どもたちの自由な発想を阻害しているか。従来の道徳授業の閉塞感も、このあたりから来ているのではないか。
本書は、道徳の授業論をもとにしてはいるが、もっと広く教育論だったり、子ども論だったり、人生論だったりを書かせていただいている。そのどれもが本質は同じだと考える。現象は転移しないが、本質は転移する。教育書にはハウツーものが多すぎる。方法論では語り尽くせない世界を語りたい。

「はじめに」より

読めば勇気が湧いてくる!

公立15年、筑波小22年、担任として、道徳専科として、授業を重ねてきた加藤宣行先生。そんな授業の達人が行き着いた境地を一冊にまとめました。
「いつでもどこでも誰でもできる授業」ではなく、目の前の子どもたちと創る「自分だけの授業」をするために――
子どもとの向き合い方から、板書や発問についての考え、さらには他分野の方々との鼎談や筑波小OBとの座談会など、KTO道徳の魅力や神髄、何より加藤宣行先生の人生観・教師論が詰まっています。
今こそ「自分にしかできない授業」をするために。読めば勇気が湧いてくる一冊です。

こんな先生におすすめ

道徳の授業づくりに関心のある先生