心を育てる語り
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商品説明
教師の「語り」の価値
日毎にたくましくなっていく子どもたちの「体」の様子を見て、「心」も同じように自然と成長していくものだと思っている方は意外と多いです。
しかし、これは違います。
体と一緒に心も自然と育つならば、大人になれば誰もが聖人君子です。
心は意識的に磨いていこう、高めていこうとしない限り、育ってはいきません。
怒りを制したり、
努力を続けたり、
恐れに挑んだり、
失敗を乗り越えたり、
違いを受け入れたり、
誰かに寄り添ったり、
こうした経験を一定量積むことで、心は磨かれ高まっていきます。
「心を育てる語り」はそのきっかけです。
続けて語り聞かせることで、少しずつ、でも着実に子どもたちの心は高まっていきます。
正確に言うと、心を高める行動を選択する子どもたちが増えていくのです。
語りのバリエーション
本書では、著者が15年かけて磨き上げた200の語りから厳選し、カテゴリーに分けて構成しています。さらに第一章の理論編では、語りのもつ有効性を解説しています。
第一章 理論編 「心を育てる語り」とは
第二章 実践編 「明るさを保つ」語り
第三章 実践編 「心を整える」語り
第四章 実践編 「利他的に生きる」語り
第五章 実践編 「柔軟な解釈力を養う」語り
第六章 実践編 「勇気ある一歩を踏み出す」語り
解説 子どもの心を育む、まさに珠玉の一冊 阿部真也
実際の語りを紹介するだけではなく、語りの内容の裏側にあるメッセージを丁寧に解説しています。さらに、留意点や、子どもたちの実際の反応も補足しています。そのため、目の前の子ども・シーンに合わせ、あなた自身の教育実践としてカスタマイズして使うことも可能です。そして、その中で「語り」のもつ力を存分に体感していただければ幸いです。きっと、言葉のもつ不思議な力に改めて気づくとともに、教職という仕事の価値を再発見していくことにもつながっていくでしょう。
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本書で紹介する、23の具体的な語りを通して、授業だけではなく、教師の「言葉のギフト」で子どもたちの心を育ててみませんか?
著者による実際の語りの音源も収録!