学校の先生のリアルな日常を漫画にし、多くの共感を呼んでいるusaoさん。usaoさんの描く漫画には、「悩んでいるのは自分だけじゃなかったんだと元気が出た」「寄り添う想いに励まされた」と読んだ人を笑顔にする力があります。「Edupia」ではさまざまな先生方の力になり、明日の活力となる発信を行うために、usaoさんにお悩み相談する連載コーナーを設けました。第2回は、誰もが共感できる「失敗」した時の気持ちの切り替えに関するお悩みです。

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初任者の一年が終わった、20代です。
子どもを強く叱るのが苦手です。叱る必要があるのはわかっていますが、子どもに強く言って聞かせるのに、私は違和感を感じています。
同じ学年の先生がきっちりと強く叱っているのをみると自分もしないといけないのかなとも思うのですが、どうしてもできないです。
1年間、子どもには叱る理由を伝えるように努力していますが、伝わっていない気がします。そのせいか、3学期は子どもたちもそわそわしていて自分の指導が悪かったのかなとも思います。
自分に違和感があるから避けるのではなく、子どもが分かるように、強くダメだと伝えないといけないのか悩んでいます。
おずさん（小学校教員・20代）

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相手の立場に立った伝え方には、どのようなものがあるのでしょうか？ usaoさんが考える、10個の伝え方の工夫を紹介します。