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教育にもっと自由を!

ISBN: 9784491065120

齊藤 慎一・久保 賢太郎・若松 俊介/著

セール価格 2,310(税込)
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商品説明

「自由」と「制約」の関係から、これからの教育を問い直す!

本書の概要

「自由にやっていいよ」と言われたとき、教師も子どもも戸惑うことがあります。自由は大切――そう分かっていても、何をどこまで自由にしてよいのか、どのように支えればよいのか、学校現場には多くの迷いや不安があります。
 本書では、「自由」を単なる「好きにできること」と捉えるのではなく、「制約との関係の中で、自分で考え、選び、価値を生み出していくこと」と捉え直します。
 教師の自由、子どもの自由、授業づくり、評価、多様性、ICT活用・AI時代の学び、そして教師自身の働き方まで――教育現場にある様々な課題を「自由」という視点から見つめ直し、これからの学校の在り方を考える1冊です。

本書からわかること

「教育における自由」とは何か

 「自由」と聞くと、「何でも好きにできること」「制限がないこと」と考えがちです。しかし、教育における自由は、単なる放任とは異なります。本書では、制約があるからこそ「ここまではできる」という自由の輪郭が生まれること、そして大切なのは自由の量ではなく、その質を高めることだと提案します。
 「自由は善、制約は悪」という単純な二項対立ではなく、制約がもつ安心感や見通しにも目を向けながら、教師と子どもがより豊かに学びへ向かうための自由について考えます。
 3名の著者が、それぞれ異なる立場から「自由」を語るOpening Talk/Closing Talkでは、学校現場・大学・教育行政という異なる視点を生かしながら、自由と制約、主体性と管理の関係を丁寧に掘り下げます。

教師はもっと自由になってよい

 学校現場には、「こうするべき」「これが当たり前」という多くの慣習があります。

・宿題は必ず出すものなのか。
・授業は決められた型で進めなければならないのか。
・教科書はすべて終わらせなければならないのか。
・評価はテストだけで測るものなのか。

 もちろん、教育には守るべき枠組みや責任があります。しかし、その枠組みを「絶対に変えられないもの」と捉えた瞬間、教師の創造性や子どもの可能性は狭まってしまいます。
 本書では、教師が目の前の子どもの姿を起点に判断し、試行錯誤できる「余地」に目を向けます。制約をなくすのではなく、制約を理解したうえで、その中にある自由を見つける姿勢こそが求められるのです。

子どもの自由と、多様な学びをどうつくるか

 一人ひとり違う子どもたちが学ぶ学校では、「みんな同じ方法で学ぶ」ことだけでは対応できない時代になっています。そのため、多様性を前提とした学びのデザインと自由について考えます。
 子どもの違いを「そろえるべきもの」と見るのではなく、「学びを豊かにする資源」として捉えることで、教室の在り方は変わっていきます。学習の進め方、問いの立て方、表現の方法……、子どもが自分自身の学びに関わるためには、どのような環境が必要なのか。
 個別最適な学びや協働的な学びが求められる今、自由という視点から新しい学校の姿を描きます。

授業を「教える場」から「共につくる場」へ

 「教師が計画し、子どもがそれに沿って学ぶ」。これまで当たり前とされてきた授業観を、問い直します。教科書や学習指導要領を「絶対に守るもの」ではなく、子どもの学びを生み出すための「素材」として捉える視点を提示します。
 また、教師だけが授業をつくるのではなく、子どもと教師がともに学びを創造する「共主体」という考え方についても紹介。自由を生かした授業づくりの可能性を示します。
 さらに、「評価=点数・テスト」という固定的な見方を問い直します。自由という視点をもつことで、子どもの学びの過程や変化、迷いや挑戦も価値あるものとして捉え直すことができます。大切なのは、教師が一方的に評価することではなく、子どもとともに納得できる学びの姿を見つけていくこと。評価を通して、子どもの可能性を広げるための視点を紹介します。

教師自身の自由と、学び続ける学校へ

 忙しさに追われ、決められた業務をこなすだけになってしまう教師。「もっと工夫したい」「新しいことに挑戦したい」と思っていても、時間や周囲の目が壁になることもあります。教師自身が自由に学び、創造するための「余白」についても考えていきます。
 自由になるとは、何の制約もなく働くことではありません。自分自身の教育観を問い直し、目の前の子どもに必要なことを考え、新しい行為へ開かれていくことです。
 教師が自由になることは、子どもの学びを豊かにすることにもつながります。

教育の「当たり前」を問い直す

 子ども主体の学び、個別最適な学び、AI時代の教育、多様性の尊重――。
 これからの教育には、多くの変化が求められています。しかし、本当に必要なのは新しい方法を取り入れることだけではありません。

「なぜそうするのか」
「本当に子どものためになっているのか」
「自分たちは何を大切にしたいのか」

教育の根本を問い直すことです。本書は、教師と子どもがより自由に、より創造的に学び続けるための視点を提供します。

「教育にもっと自由を!」

その言葉の意味を、もう一度考えてみませんか。

こんな先生におすすめ

・授業づくりや学級づくりをもっと自由に考えたい先生
・子ども主体の学びを実現したい先生
・「自由」と「規律」のバランスに悩んでいる先生
・個別最適な学び、多様性のある教室づくりに関心がある先生
・学校の当たり前を問い直したい先生


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